ようやく読み終わった。

 実は現時点では、すでに下巻も読み終わっているのだけど、とりあえず今日は上巻だけ。

 で、感想なんだけど、ハッキリ言ってとても読みづらかった。特に、この上巻の前半は最悪で、あまりにストレスがたまったから、思わずこのブログに愚痴を書き散らしたくらい。(もうこの本を読んだ方は、気が向いたら22日の日記も読んでみてください。同じように感じた方もいたのでは?)
 でも、それを乗り越えたら後半あたりから面白くなってきて、あとは一気に下巻まで読み通してしまった。

 全体のできについては下巻の感想にゆずるとして、前半だけ見たときの感想としては、とにかくバラバラ。せっかく作った特殊な世界観に入り込むこともできず、もがき苦しみながら前へ進んでいった感じ。
 で、それなりに前へ進んだら、急に視界がパァーッと開けてきて、それなりに話の展開もつかめるようになり、あとは最後まで一気に読了!
 だから、この本で大事なことは、とりあえず上巻の前半で挫折しないこと。本の厚さと、読みにくい文章に負けないこと。それがとりあえずは大切じゃないかな。
 あと、この本って考えすぎるとつまらなくなる気がするから、あんまり考えずに、読み進めていった方がいいかも。あんまり自分で推理をしようとしすぎてしまうと、結構面白さが半減する気がする。だから、ラフな感じで読み進めた方がいいかもしれない。

 ただ、とりあえず読了できたので、ボクとしては良かった。実は、途中で何度も投げ出したくなったんだよね。それに、何となく先が見えているのに、登場人物は気が付かないし。
 まあ、それが小説だと言われればしょうがないんだけどね。
 

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