今使っているシェーバーがナショナルの自動洗浄機付きのやつなのだが、長く使ってみて、やはりナショナルはダメだと気づいた。というか、買ったときから、やっぱりブラウンにすべきだったかなと思ってはいたのだが、長く使ってみて、ブラウンにしておくべきだったという後悔の思いはより一層強くなってしまった。

 そこで、誰かが読むかもしれないので、私が思う問題点を書いておきたい。

 まず、洗浄方式の問題。ブラウンは洗浄のために大きなタンクを買ってくる必要があるが、その代わりアルコール洗浄。パナソニックは小さなカートリッジを買ってきて、タンクに自分で水を入れるという方式で、水洗浄。確かに買うときにはパナソニックのカートリッジの方が小さい。しかし、長年使ってみると、以前に使っていたブラウンのやつは、中を見ると洗った後ピカピカだったのに、パナソニックの方はむしろ変な汚れがこびりついてきてとれなくなってきたことに気づく。ちなみに、同時期に買った父親のブラウンはやはりピカピカ。洗浄能力の差は大きいようである。
 しかも、先日などは、妙な匂いがしてとれなかった。おかしいと思い、洗浄液を全て捨てて、新しいのに入れ替え、もう一度洗浄したところ無くなったが、こんなことはブラウンではなかった。

 また、洗浄方式の違いは、洗浄時間の違いにも影響する。ブラウンはアルコールなので数十分で終わるが、パナソニックは水なので、数時間かかる。しかも、うっかり乾ききらないと、次に使おうとしたときにまだ水で濡れていたりする。そのこと自体は確かに説明書にもハッキリ書いてあり、いわゆる「仕様です」というやつなのだが、翌朝にそんな状態だと、ハッキリ言って、テンションが下がる。

 それと洗浄機も困ったものだ。ブラウンは大きいのだが、接地面が円形なので安定感がある。ところが、パナソニックのは縦長の箱のような形状なので、うっかりすると倒れやすい。今までに倒したことは数知れず。そのたびに漏れてきた水を拭き、新しい水と洗浄剤を入れる必要がある。小さいことがいいことだというのは正しいのだが、必ずしもメリットだけではないということであろう。

 それと、肌に当たる刃の部分であるが、ブラウンの方が当たりが柔らかい。そして、よく剃れる。たまに父親のやつを借りてやってみると、あまりの違いに愕然とすることがある。

 シェーバーも安全カミソリも、やたら刃の数を増やすのが流行である。しかし、4枚刃を買ってみて、それほど良くなったと実感したことは少ない。また、風呂の中で剃ったりしないため、防水で水洗いができるというメリットも、あまり享受したことがない。むしろ、アルコール洗浄で常にきれいにしていれば、水洗いをする必要なんて無いし、今になってみれば、水洗いが必要なのは、パナソニックの洗浄機が不完全だからであって、そのデメリットを隠すためのものにすぎない。

 きっと、こちらのパナソニックを気に入っている人もいるのだろうから、その人の意見を否定するつもりはない。しかし、少なくとも私の使い方、環境においては、便利さにおいても、性能面においても、ブラウンの圧勝であり、友人に相談されたら、私は確実にブラウンの自動洗浄機付きをすすめることになるだろう。

久しぶりに

2009年7月18日 日常
 久しぶりに開いてみた。ライブドアブログに一元化しようと考えていたのだが、ふと思い出して開いてみると、こちらはこちらで書いてみたいことがある。やはり分業してやっていこう。
 今年初めて株主総会デビューをしたボクもこれで三社目の株主総会とあって、結構見方がわかってきた。たった2社しか見ておらず、しかもそのうちの一つは完全に見たわけではないのだが、そんなボクでもわかるほどにシダックスの株主総会はボロボロでひどいものであった。他の株主が質問の中で問題点を指摘していたが、担当者や顧問弁護士はもうちょっといろいろなことに気が付かなかったのだろうか。そう考えると、非常に人材としてのレベルの低さを感じた。

 ボクの株主総会デビューは、テレビでも非常に話題になった「ホリプロ」だった。初めて見た堀社長は若い人で、一瞬頼りなさげにも見えたのだが、いざ始まってみると議事進行はしっかりとしており、心象は一変した。しかも、すごくお金をかけて準備をしており、営業報告はCGやドラマなどの映像を多用したVTRを使って素人にもわかりやすく説明していたし、その後の株主の質問に対しては、議長席と答弁席にプロンプターを置き、後ろの事務局席の人は全員ノートパソコンを用意して、いちいち後ろから紙を差し出したりしてバタバタしなくても、きちんと事務局の指示が議長や答弁者に伝わるようになっていた。だから、たとえダラダラとたくさんの質問が含まれる内容を株主が語ったとしても、質問の内容と数を整理して、個々の質問について誰が答弁するかということを明確にする議長の指示は的確かつスムーズに行われたし、質問内容の要約も、社長本人がやっているのか事務局がやっているのか知らないが、正確かつ明瞭だった。だから、無理なくきれいに議事は進行し、ほぼ時間通りに終わった。
 しかも、テレビでも放送されたが、そのあとは同伴者2名までが認められる豪華なホテルでの立食パーティがあり、そこでは新人芸能人も含めて次々と舞台に人が現れ、楽しい時を過ごすことができた。そして、その会場には社長や取締役も当然に出席し、中には社長と写真を撮る株主までいた。また、帰りには自社が輸入販売しているブランドのポーチをもらい、最低約10万円で買える株の株主とは思えないほど厚遇をされ、また来年も来たいと思ってしまった。

 次に行ったのは、ニッポン放送の株主総会であった。これは、フジテレビの100%子会社になるということで、取締役連中もやる気がなく、とりあえずこの時間が終わればいいんだからという雰囲気で、答弁もかなりいい加減だった。しかも、想定問答集をどこまで作っていたのか知らないが、事務局との壇上での打ち合わせもバタバタしており、それこそホリプロよりも、あのプロンプターのシステムの必要性が高いんじゃないの?と言いたくなるような有り様であった。そして、ダラダラと時間は過ぎ、ボクは午後から用事があったため結局途中で退出した。
 あれは明らかに、来年からフジテレビとの一人株主総会をやればいいだけになることから、そこにいる1,000人近くの株主の機嫌を損ねようが何しようが全く関係なく、どうせ無縁の人になるので適当に済ませているという本音部分が反映されていたのであろう。だから、普通に野次馬根性で見に行ったボクでさえ、途中で腹が立ってきて質問をしてやろうかと思ったくらいで、特に新株引き受け権のところなどは、答弁内容に反論したい点がいくつかあり、また他にもいくつか法律的にも言えるのではないかと思う点があったので指摘しようかとさえ思った。

 そして、今回のシダックスである。前の二つが個人株主重視という最近の傾向を非常に反映した株主総会と、逆に100%子会社化されるために個人株主なんてもう気にする必要がないという特殊事情をもった株主総会という、非常に対照的な株主総会だったのに対して、この株主総会は、まさに前時代的な株主総会であった。
 何が前時代的かというと、その会場の構成である。少し早めに着いたのだが、着いてまずそのときに目に飛び込んできたのは、最前列の黒い壁であった。なんと、最前列にダークスーツを着た年配の社員株主を壁のように並べていたのである。しかも、その前にはご丁寧に白いテーブルクロスを張った机が、壁から壁までピタッと付けて並んでいるのである。
 この文章だけでその異様さが伝わるかは自信がないが、想像して欲しい。
 会場はただのホールであり、言うなれば集会所のイメージである。だから、壇上というものは存在せず、同じ平面上に株主も取締役も座ることになる。ただ、その株主席と取締役席の間に白いテーブルクロスを張った机を壁から壁まで並べることで、我々は取締役席に行けないように隔たれているのである。しかも、株主席も2列目以降は座りやすいように通路が用意され、いくつかの島に分かれているのに、なぜか1列目だけは端から端まで隙間なくイスを並べており、しかも今日の暑さもあって、2列目以降はシャツなどで白っぽい服装の人々が並んでいるのに対し、最前列だけダークスーツをビシッと着込み、本当に黒い壁ができあがっているのである。
 これは明らかに総会屋対策が必要だった時代の古き悪しき総会形式であり、この白と黒の壁は物理的のみならず、心理的にも株主と取締役の間を隔てるものであると言えよう。そういう意味において、ボクとしてはいつの株主総会マニュアルを参考にしているんだと言いたくなるわけであるが、そんなマニュアルしか知らない総務担当者も、その点につきろくに指摘もしない顧問弁護士も、本当にどうなんだろうなぁと思わされる会場設営であった。
 そして、この失望感は議事が始まってからもとどまることはなかった。まず営業報告をするのだが、ホリプロはCGなどにも非常に凝った作りの映像で説明し、ニッポン放送は映像はパワーポイントっぽい作りだったがナレーション付きのVTRで説明したのに対し、シダックスはいきなりダラダラと招集通知記載の営業報告を社長が棒読みし始めたのである。確かに、こんな株主総会なんてものに金も手間もかけたくないという気持ちはわからなくもないのだが、正面には立派なスクリーンがあり、脇には正面スクリーンが見えない人用の大型の別のスクリーンが用意されていたのであるから、それこそ社員の手作りのパワーポイントでいいから、数字やグラフなどをそこに示し、それを使いながら説明すれば素人にもわかりやすいような説明ができたはずである。ところが、専門用語の入った営業報告と、見方を知らないとどこを見ていいのかわからないような、そのままの計算書類を見せながら淡々と棒読み口調での説明(?)を続けるものだから、素人には非常にわかりにくかった。しかも、前年比とかの数値を隠したいらしく、他の会社のようには詳しく明確には書いてないし、書いてあるデータもやたら売上高が強調されていて、株主にとって重要であるはずの、個々の事業に関する利益についての説明が全くないなど、説明責任もほとんどまともに果たしていないのではないかと思われるような内容であった。
 長年の実績あるホリプロと、たかだかジャスダックで売っているだけの新興企業を比べるのがそもそも間違っているのかもしれないが、たとえ表現方法の違いやその表現にかけられる金額の違いはあるにしろ、内容だけでももう少し考えて、まともなものにできなかったのかなぁという気がした。
 また、議長の議事進行もお粗末で、ホリプロの時は、営業報告→決議する議案の内容説明→説明内容及び議案に関する株主の質問→議決、という流れであったため、最後の議決の時ただ議長は「第1号議案に対する決議をいたします。ご異議のある方はいらっしゃいますか?」ときき、それに対して前方の端の方に座っている社員株主が「異議なし!」と答えて拍手を始め、それにつられて他の株主も拍手をすると「ご異議がないようですので、賛成多数と認め、本件第1号議案については可決されました。」とかいうようなことを言って可決扱いにしていた。また、定款変更などの…

SUICA

2004年9月28日 日常
 定期券の更新をしてきた。
 そして、今回はSUICA定期券を新しいものと取り替えてもらうことにした。何しろ、今まで使っていたのは、比較的初期の頃に買ったものだから、もう使い始めて2〜3年くらいたつ。だからだろうか、すごく調子が悪かったのだ。

 何が問題かというと、まずうまく認識しない。一回、認識したという意味での「ピッ!」がなった後、もう一度なぜか「ピッ!」と鳴るのである。そして、そういう場合によくあるのが、後ろの人への誤作動である。
 きっと後ろの人は何も悪くないのだが、なぜか止められてしまう。そしてしばらくの間、もたつくことになる。そんなことが大行列を作っている、朝のラッシュアワーでしばしば起っていたのである。
 ところが、今や状況はまったく違う。とてもスムーズに認識するのである。まったく何も問題がない。定期入れの別のところに入っている、JR西日本のICOCAを勝手に認識して、複数あるなどとご指摘いただくこともなくなったのだ。

 早く替えれば良かったと、ちょっと反省しているところだが、でも、ちょっと待て。これって実はヤミ改修じゃねぇのか?それで、デザインをちょっと変えて、買い物もできるSUICAと取り替えましょうとキャンペーンをしてるのか?
 もしそうだとすると、もっと早く言って欲しかった。そうすれば、もっと早い段階で変えることができたのに。毎日、うまく認識するかどうかを心配する必要もなかったのに。まったくJRも、こそこそ何をやっているのかよくわからんことだ。

秋葉原

2004年9月19日 日常
 秋葉原はドンドンとスゴいことになっているようだ。以前はあそこまでは、いってなかった気がする。

 確かに、前々からオタクの街という感じはあった。でも、それはパソコンを自作したり、マザーボードとメモリの相性などを詳しく知っていたりという、まだ工学部系の匂いを残したオタクだった。

 でも、今は違う。アニメ文化がそのまま入り込んでいる。いや、アニメというのが正しいのかもよくわからない。アニメの定義にもよるのだろうが、きっと広義のアニメというべきなのだろう。

 昔、『To Heart』というエロゲーに出てくる、「マルチ」というキャラクターのコスプレを見たときなどは、
「えっ、エロゲーのコスプレを女の子がしてるの?」
と驚いたものだが、今だったらほとんど驚かない。恋愛シミュレーションゲームという分類の中には、その中にSEXシーンが入っているものもあれば、いないものもある。ただそれだけのことなのだと思えるようになったのだ。
 この変化が正しいのか、おかしいのか、自分でもよくわからない。でも、このように考えるようになったからこそ、エロゲーでさえ、広義のアニメと受け入れられるようになったのであろうと思う。

 で、最近のアキバであるが、どうもそういうものが雑多な感じで当たり前に並ぶようになったと思う。H系のアニメやゲームなどが当たり前に並んでいる一方で、普通のかわいいアニメのキャラも並んでいる。しかも、コスプレの衣装が並び始めたから、なんだか洋服屋さんの様相も呈している。はっきりいって、本当に何がなんだかわからない世界。それでいて、昔ながらの電気屋さんも、パソコンの部品ショップもあるのだから、これはスゴい。

 時代の移り変わりによって、街の様相というのは変わるものなのだろうが、アキバという街を見ていると、なんだか日本という国をいろいろな意味で象徴しているような気がする。詳細はまた後日書きたいと思うが、今日も歩いていて、ふとそんなことを感じてしまった。
 今日でとりあえず日記も三日目。三日坊主という奴は今日で日記を書くのをやめることを言うらしい。でも、とりあえず今日までは書かなくちゃ。そうでないと、三日坊主にもなれなくなっちゃう!
 とは言っても、それほど書くことがあるわけでもない。今日だって、平凡な一日を過ごしたに過ぎない。(←同じ漢字が並ぶのってすこし変!!) なんてことをカッコ書きで書くくらいしか能がないのである。ああ、バカバカしい。
 ただ、一つだけ、今日は違うことがあった。ふと気が付いたことがあったことだ。これも日記を書き始めたお陰かな。だとしたら、感謝しなくっちゃ。
 そうそう、9月1日から新宿の伊勢丹で北海道展をやるらしい。しかも、そこにHTBブースができるそうな。新参者とはいえ、どうバカの一人としてはこれは行かねばなるまい。案外、誰か来てたりして。ネタでもいいから来てないかなぁ……(ちょっと期待してたりして)
 あっ、もうこんな時間だ。今日からは早く寝るようにしようと決めていたのに、また遅くなってしまった。今日も寝不足かぁ。オリンピックシーズンは仕方ないとはいえ、やっぱりつらいなぁ。でも、今週も明日で終わり。あと一日、がんばるぞ!