ゴールドラッシュ@お笑いっち
2006年3月5日 TV 第2日本テレビで「お笑いっち」という企画をやっているのだけど、コレが結構おもしろい。
何をやっているかというと、あの電波少年のT部長が若手芸人を拉致してきて、小さな部屋に閉じこめて、朝・昼・晩と30秒のネタをやらせる。それを携帯から見た人がご飯を食べさせるか、食べさせないか投票して、多数決で決めるというものである。まさに、芸で飯を食う企画。
今のところ、パケホーダイがないとケータイから動画を一日三回見るのはつらいため、投票への参加者は少ないので、あまり正確な投票ではないのだが、それなりに面白さに比例した投票がなされているようで、本人たちもそれを見ながらネタの方向性とかを変えているようだ。
ただ、今いる5代目芸人のゴールドラッシュがイマイチ使えない。実は、もう3週間になるのだが、ボクは今のところゴールドラッシュのネタで笑ったことが一度もない。それでいて、食事を食べている回数は今までの中でも一番多いと思われるくらいで、どうやらコアなファンがついているらしい。
まあ、現状では食べさせるに投票する人が20人もいれば、毎食食べられるような状態なので、事務所の人でも、仲間の芸人さんでも、ちょっと集まれば食べられる方にできてしまうから、そういう影響もあるのかなという気はする。
この企画の見方としては、芸人さんのおもしろいネタで笑うとか、成長の過程を見るとかいう見方もあるのだが、それ以前に売れない芸人のネタを見るというのもある。
ボクは芸人のライブとか行ったことがないので初めて見たのだが、売れない芸人のネタというのがどういうものなのか、コレを通して初めて知った。やっぱりテレビに出ている人っていうのは、つまらない新人芸人であっても、ある程度の水準は超えている人たちなんだね。本当につまらない芸人というのはこういうことなのかと、スゴくよくわかった。
そういう意味では、売れない芸人さんたちが客観的な目でコレとか見たら、勉強になるかもしれない。面白いということが、わからなくなっている人たちを見れば、何かがつかめるかもしれない。そうして見ていると、あらためてつまらない会話の中から笑いを取り出す明石家さんまの偉大さが、身にしみてくるんじゃないだろうか。
お笑いっちで発表されたネタは、第2日本テレビのPCサイトでもバックナンバーを含めて公開されている。もし、ボクの文章を読んで、興味をもった人がいたら、そちらの方を見てみて欲しい。きっと、ライブでは通用しても、テレビには出られない芸人というのはこういうものなんだということが、素人目にもわかるはずである。
何をやっているかというと、あの電波少年のT部長が若手芸人を拉致してきて、小さな部屋に閉じこめて、朝・昼・晩と30秒のネタをやらせる。それを携帯から見た人がご飯を食べさせるか、食べさせないか投票して、多数決で決めるというものである。まさに、芸で飯を食う企画。
今のところ、パケホーダイがないとケータイから動画を一日三回見るのはつらいため、投票への参加者は少ないので、あまり正確な投票ではないのだが、それなりに面白さに比例した投票がなされているようで、本人たちもそれを見ながらネタの方向性とかを変えているようだ。
ただ、今いる5代目芸人のゴールドラッシュがイマイチ使えない。実は、もう3週間になるのだが、ボクは今のところゴールドラッシュのネタで笑ったことが一度もない。それでいて、食事を食べている回数は今までの中でも一番多いと思われるくらいで、どうやらコアなファンがついているらしい。
まあ、現状では食べさせるに投票する人が20人もいれば、毎食食べられるような状態なので、事務所の人でも、仲間の芸人さんでも、ちょっと集まれば食べられる方にできてしまうから、そういう影響もあるのかなという気はする。
この企画の見方としては、芸人さんのおもしろいネタで笑うとか、成長の過程を見るとかいう見方もあるのだが、それ以前に売れない芸人のネタを見るというのもある。
ボクは芸人のライブとか行ったことがないので初めて見たのだが、売れない芸人のネタというのがどういうものなのか、コレを通して初めて知った。やっぱりテレビに出ている人っていうのは、つまらない新人芸人であっても、ある程度の水準は超えている人たちなんだね。本当につまらない芸人というのはこういうことなのかと、スゴくよくわかった。
そういう意味では、売れない芸人さんたちが客観的な目でコレとか見たら、勉強になるかもしれない。面白いということが、わからなくなっている人たちを見れば、何かがつかめるかもしれない。そうして見ていると、あらためてつまらない会話の中から笑いを取り出す明石家さんまの偉大さが、身にしみてくるんじゃないだろうか。
お笑いっちで発表されたネタは、第2日本テレビのPCサイトでもバックナンバーを含めて公開されている。もし、ボクの文章を読んで、興味をもった人がいたら、そちらの方を見てみて欲しい。きっと、ライブでは通用しても、テレビには出られない芸人というのはこういうものなんだということが、素人目にもわかるはずである。
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あえてテレビ論を一つ。
ボクはかなりの”テレビっ子”だ。昔からテレビが大好きで、かなり昔の頃から深夜番組も見ていた。
でも、ここのところ、パワーのある番組が少ない。企画力で勝負をしてくれる番組が少ない。
ボクが好きだったのは、今でも知られているものとしては「やっぱりねこが好き」とか、「カノッサの屈辱」。またはあまり知られていないものでは、「IQエンジン」。どれも似たような時期の作品だ。
これらの共通点は、それほどお金がかかっていないこと。美術さんや衣装さんの負担はあったかもしれないが、コスト的にはあまりかからないこと。それでいて面白いことである。
最近では、「トリビアの泉」も良かったし、初期の「マネーの虎」も良かった。ただ、「トリビアの泉」はかなりラジオ的だし、「マネーの虎」は出演者の負担が大きく、しかも出演するに値する人を見つけるのが大変だったから、そういう意味では長続きするのは難しい側面があった。
ボクはあまり知られていない芸能人や、少なくとも今現在は旬とは言えない芸能人を使いながら、その人を輝かせるような企画が好きだ。その芸能人を一躍ときの人に押し上げるような企画。そんな企画を私は深夜番組でやって欲しいのだ。
最近、私は「水曜どうでしょう」という番組にハマっているが、これもHTBという北海道のローカル局が低予算で作った番組だ。でも、その低予算な中での面白さがある。
低予算だから面白いというわけではないが、低予算でもできる面白さはある。だから、もっともっとテレビには深夜という時間帯を使って冒険をして欲しい。芸能人に頼らない番組を作って欲しいのだ。
実は、過去に非常にインパクトを与えてくれた番組がある。名前は忘れたが、その番組では『サイコロが本当に6分の1の確率で出るのか実験する』と称して、本当にサイコロを解説付で映し続けた。ハッキリ言って面白い番組ではなく、すぐに終了したと思うが、あまりにバカバカしいので、強いインパクトだけが残っている。
こんな話を取り上げたのは他でもない。そんな番組を今作る勇気のあるチャンネルがあるかということを疑問に思ったからである。しかし、かつてのフジテレビは、それをやっていたのである。そして、その中から面白い番組を出てきたのである。
番組にはスポンサーがいる以上、外したら大変なことになるのはよくわかる。でも、それを恐れずに突き進むパワーを忘れては、面白いものは作れないのではないか。そんな気がする。
ボクはかなりの”テレビっ子”だ。昔からテレビが大好きで、かなり昔の頃から深夜番組も見ていた。
でも、ここのところ、パワーのある番組が少ない。企画力で勝負をしてくれる番組が少ない。
ボクが好きだったのは、今でも知られているものとしては「やっぱりねこが好き」とか、「カノッサの屈辱」。またはあまり知られていないものでは、「IQエンジン」。どれも似たような時期の作品だ。
これらの共通点は、それほどお金がかかっていないこと。美術さんや衣装さんの負担はあったかもしれないが、コスト的にはあまりかからないこと。それでいて面白いことである。
最近では、「トリビアの泉」も良かったし、初期の「マネーの虎」も良かった。ただ、「トリビアの泉」はかなりラジオ的だし、「マネーの虎」は出演者の負担が大きく、しかも出演するに値する人を見つけるのが大変だったから、そういう意味では長続きするのは難しい側面があった。
ボクはあまり知られていない芸能人や、少なくとも今現在は旬とは言えない芸能人を使いながら、その人を輝かせるような企画が好きだ。その芸能人を一躍ときの人に押し上げるような企画。そんな企画を私は深夜番組でやって欲しいのだ。
最近、私は「水曜どうでしょう」という番組にハマっているが、これもHTBという北海道のローカル局が低予算で作った番組だ。でも、その低予算な中での面白さがある。
低予算だから面白いというわけではないが、低予算でもできる面白さはある。だから、もっともっとテレビには深夜という時間帯を使って冒険をして欲しい。芸能人に頼らない番組を作って欲しいのだ。
実は、過去に非常にインパクトを与えてくれた番組がある。名前は忘れたが、その番組では『サイコロが本当に6分の1の確率で出るのか実験する』と称して、本当にサイコロを解説付で映し続けた。ハッキリ言って面白い番組ではなく、すぐに終了したと思うが、あまりにバカバカしいので、強いインパクトだけが残っている。
こんな話を取り上げたのは他でもない。そんな番組を今作る勇気のあるチャンネルがあるかということを疑問に思ったからである。しかし、かつてのフジテレビは、それをやっていたのである。そして、その中から面白い番組を出てきたのである。
番組にはスポンサーがいる以上、外したら大変なことになるのはよくわかる。でも、それを恐れずに突き進むパワーを忘れては、面白いものは作れないのではないか。そんな気がする。
夜、そんな名前の番組をやっていた。
でも、いつも変だと思う。
ていうか、いつも途中で飽きる。
それでも、テレ朝は頑張って放送してる。
よく飽きもせずやるなあと思うのだが、結構需要があるのだろう。
こういう番組をやると、三つのパターンがある。
?ハッピーエンド
?アンハッピーエンド
?自然消滅
ハッピーエンドのパターンは、だいたいが家出人や幼くして生き別れた家族(通常は母親)で、うまく再会して涙のご対面をするケース。もうパターン化されているので、見ていても安心してみることができ、泣くことに飢えている人は、これで泣くことができる。
アンハッピーエンドのパターンは、バッドエンドと、良くも悪くもないパターンがある。バッドエンドとしては、再会したいと思ったら断られたパターンがあり、どちらとも言えない微妙なパターンとしては、もう死んでいたというパターンがある。これは、通常番組ではドッカーンと結果として取り上げるものの、それ以上はネタにならないので、それで収束していくだけ。今まで番組を引っ張ってくれてありがとうというパターンである。
最後に、自然消滅のパターンは解決することもなく、有力な情報もなく、そのまま何となく消えていくパターンである。その代表例は、殺人事件などがある。
未解決事件を解決するなどとぶちあげ、アメリカあたりの超能力者を連れてきて透視するのだが、全く解決しない。いいところまでいっているように見せかけるのだが、はっきり言って根拠のない透視による結論だから、「こんな新事実が!」と騒いでいるものの、実際には何も進んでいない。だから、結局何も解決しない。これはかなり、テレビ側も確信犯なのであろうと思う。
さて、そんな視点から今日の番組を見ていたら、今日は殺人事件が2件だったので、ぶちあげた割りには実りは小さかった。そして、1件は家出事件だったが、本人が電話をかけてきて会いたくないと言ってるし、おおよその場所を聞いて肝心のオヤジに心当たりがあるというのだから、かなりの率で、別れた母親のところにいる(?)と思わされる展開。しかも、このオヤジ。親権を取っておきながら、経済上の理由などで娘を施設に入れたというのだから、あまり同情の余地はない。
ところが、それでもテレビでは未成年を強調して、ネタを引っ張ってる。
これがもとで、別れた夫婦の間で誘拐騒ぎがあっても知らないぞ!と思いながら見ていたのだが、結局あれはどういう結末を迎えたのであろうか。少なくともハッピーエンドにはならないと思うのだが、そうなると今回はハッピーエンド無しのパターンか?
おいおい、なんだかんだ言って見てるじゃねぇか、と言われそうだが、今回は自分の住んでいるところの近くで起った殺人事件が扱われるというから見てみただけ。結局は、外国人ストーカーの犯行みたいな透視結果でごまかしていたが、付近の外国人比率を考えたら、誰も傷つけない、妥当な結論といったところか。
見てはみたものの、なんとなく面白いという感じがない。来週見るかと言われると、もう別にいいかと思わされる。ただ、冷静に見ていると、かなり計算された展開であるような気もする。裏に構成作家がいて、台本があって、ストーリー展開も考えられていて、おおよその結末も考えられている感じ。もしこれに事実というおもしろスパイスが運良く飛び込んできたら、うまく利用しようと言うくらい?そんな匂いがスゴくする。
ああ、今日は何を言いたいのかわからなくなってきたが、とにかく見てる人は乗せられてるなって思ったのと、やっぱりテレビ番組だなって思ったことが言いたかっただけ。
もうちょっと文章力を磨かないと、うまく表現できないものだなと、ちょっと反省してから寝ることにしようかな。
でも、いつも変だと思う。
ていうか、いつも途中で飽きる。
それでも、テレ朝は頑張って放送してる。
よく飽きもせずやるなあと思うのだが、結構需要があるのだろう。
こういう番組をやると、三つのパターンがある。
?ハッピーエンド
?アンハッピーエンド
?自然消滅
ハッピーエンドのパターンは、だいたいが家出人や幼くして生き別れた家族(通常は母親)で、うまく再会して涙のご対面をするケース。もうパターン化されているので、見ていても安心してみることができ、泣くことに飢えている人は、これで泣くことができる。
アンハッピーエンドのパターンは、バッドエンドと、良くも悪くもないパターンがある。バッドエンドとしては、再会したいと思ったら断られたパターンがあり、どちらとも言えない微妙なパターンとしては、もう死んでいたというパターンがある。これは、通常番組ではドッカーンと結果として取り上げるものの、それ以上はネタにならないので、それで収束していくだけ。今まで番組を引っ張ってくれてありがとうというパターンである。
最後に、自然消滅のパターンは解決することもなく、有力な情報もなく、そのまま何となく消えていくパターンである。その代表例は、殺人事件などがある。
未解決事件を解決するなどとぶちあげ、アメリカあたりの超能力者を連れてきて透視するのだが、全く解決しない。いいところまでいっているように見せかけるのだが、はっきり言って根拠のない透視による結論だから、「こんな新事実が!」と騒いでいるものの、実際には何も進んでいない。だから、結局何も解決しない。これはかなり、テレビ側も確信犯なのであろうと思う。
さて、そんな視点から今日の番組を見ていたら、今日は殺人事件が2件だったので、ぶちあげた割りには実りは小さかった。そして、1件は家出事件だったが、本人が電話をかけてきて会いたくないと言ってるし、おおよその場所を聞いて肝心のオヤジに心当たりがあるというのだから、かなりの率で、別れた母親のところにいる(?)と思わされる展開。しかも、このオヤジ。親権を取っておきながら、経済上の理由などで娘を施設に入れたというのだから、あまり同情の余地はない。
ところが、それでもテレビでは未成年を強調して、ネタを引っ張ってる。
これがもとで、別れた夫婦の間で誘拐騒ぎがあっても知らないぞ!と思いながら見ていたのだが、結局あれはどういう結末を迎えたのであろうか。少なくともハッピーエンドにはならないと思うのだが、そうなると今回はハッピーエンド無しのパターンか?
おいおい、なんだかんだ言って見てるじゃねぇか、と言われそうだが、今回は自分の住んでいるところの近くで起った殺人事件が扱われるというから見てみただけ。結局は、外国人ストーカーの犯行みたいな透視結果でごまかしていたが、付近の外国人比率を考えたら、誰も傷つけない、妥当な結論といったところか。
見てはみたものの、なんとなく面白いという感じがない。来週見るかと言われると、もう別にいいかと思わされる。ただ、冷静に見ていると、かなり計算された展開であるような気もする。裏に構成作家がいて、台本があって、ストーリー展開も考えられていて、おおよその結末も考えられている感じ。もしこれに事実というおもしろスパイスが運良く飛び込んできたら、うまく利用しようと言うくらい?そんな匂いがスゴくする。
ああ、今日は何を言いたいのかわからなくなってきたが、とにかく見てる人は乗せられてるなって思ったのと、やっぱりテレビ番組だなって思ったことが言いたかっただけ。
もうちょっと文章力を磨かないと、うまく表現できないものだなと、ちょっと反省してから寝ることにしようかな。