劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者 (通常版)
2006年3月8日 映画
DVD アニプレックス 2006/01/25 ¥3,990
この歳で「鋼の錬金術師」もないもんだが、おもしろいから見てしまう。我ながら、オタクかな?まあ、そんなとこかもしれない。
今回の話は、TV版の最終回からの続きということらしいんだけど、なんとなく違和感を感じながら見始めた。扉の向こうというもののイメージが、なんだかこういうもんじゃなかったはずなのに、気が付いたらこうなってた。なんだかなぁ。
ボクが思ってた、この話の中での世界観って、扉のこちらと向こうがあるだけだった。でも、今回の話によれば、こちらとあちらの間に何かドラえもんのタイムマシーンの時みたいな時空があって、そこを乗りこえてくるみたい。それに、その間の世界にも何かがいるんだよね。
「扉の向こうに帰るんだ」と言っても、人によって行くところが違うらしい。
それに、話の中で等価交換の原則が貫かれていないような気がした。あれって門を開くのに代償が必要なだけだったっけ?それに、あれって自分で勝手に閉まっちゃうはずだよね。ずっとなんて開いてないよね。
なんだか、ネタバレの話になり始めているので、ここら辺でやめておくけど、なんだか統一的世界観に矛盾が生じているような気がして、見れば見るほどに頭の中が「?・?・?……」という感じだった。
そして、ラストも微妙で、まあ子ども向けだからこんな感じなのかなって感じ。いやあ、もうちょっと違う終わり方もあったんじゃないかって思うんだけど、コレが本当にベストだったのかなぁ。かなり疑問。
まあ、どちらにしてもテレビを見続けてきた人にとっては、これが完結編。とりあえず一見の価値はあると思うし、レンタルで借りるならアリじゃないでしょうか。買う必要まではないと思うけどね。
この歳で「鋼の錬金術師」もないもんだが、おもしろいから見てしまう。我ながら、オタクかな?まあ、そんなとこかもしれない。
今回の話は、TV版の最終回からの続きということらしいんだけど、なんとなく違和感を感じながら見始めた。扉の向こうというもののイメージが、なんだかこういうもんじゃなかったはずなのに、気が付いたらこうなってた。なんだかなぁ。
ボクが思ってた、この話の中での世界観って、扉のこちらと向こうがあるだけだった。でも、今回の話によれば、こちらとあちらの間に何かドラえもんのタイムマシーンの時みたいな時空があって、そこを乗りこえてくるみたい。それに、その間の世界にも何かがいるんだよね。
「扉の向こうに帰るんだ」と言っても、人によって行くところが違うらしい。
それに、話の中で等価交換の原則が貫かれていないような気がした。あれって門を開くのに代償が必要なだけだったっけ?それに、あれって自分で勝手に閉まっちゃうはずだよね。ずっとなんて開いてないよね。
なんだか、ネタバレの話になり始めているので、ここら辺でやめておくけど、なんだか統一的世界観に矛盾が生じているような気がして、見れば見るほどに頭の中が「?・?・?……」という感じだった。
そして、ラストも微妙で、まあ子ども向けだからこんな感じなのかなって感じ。いやあ、もうちょっと違う終わり方もあったんじゃないかって思うんだけど、コレが本当にベストだったのかなぁ。かなり疑問。
まあ、どちらにしてもテレビを見続けてきた人にとっては、これが完結編。とりあえず一見の価値はあると思うし、レンタルで借りるならアリじゃないでしょうか。買う必要まではないと思うけどね。
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さよなら銀河鉄道999 -アンドロメダ終着駅- (劇場版)
2004年9月6日 映画
BSアニメ夜話で特集をやっていた。僕はもともと銀河鉄道999が大好きだったので、何となくチャンネルを合わせてみた。
そこでは、今までと全然違うこの映画の一面をかいま見ることができた。今までの印象といえば、どちらかというと否定的だった。それは僕が当時ほんの子供であり、テレビの999を見て、おもちゃなどを買っていた世代だったからかもしれない。だから、アニメを作品としてみることはできず、むしろ幼稚園生や小学生であった僕にとっては、何度見ても裏切りにしか見えなかった。そう、やはり鉄郎の姿が受け入れられなかったのである。
僕はどちらかというとジャガイモキャラが好きだ。今現在も総務部総務課山口六平太などを愛読している。だから、あのキャラクターには愛着があったのに、急にキリッとしてしまった鉄郎に失望感を抱いた。そして、主題歌も全然雰囲気が違うことに腹を立てた。その結果、テレビで放送されれば見ることは見るものの、あまり良い印象を抱かないままに、今まできてしまった。
でも、あらためて振り返ってみると、その評価は少し違っても良いと思えるようになってきた。あれはあれで良いのだと思えるようになってきた。そして、むしろ好きな映画の一つにさえ、思えるようになってきたのである。
これは別に私の好みが急に変わったのではない。むしろ、本当は好きだったのに、表層的な裏切りへの腹立ちが、それを覆い隠していたといった方が正しいと思う。だから、そのベールがはがれたとき、その良さに気が付き始めたのである。
そうして、今になってやっと気が付いた自分の好きな場面。それは、一番最初の場面であった。鉄郎の乗った999が脱線させられそうになるのを、仲間たちが命をかけて守り、なぜかあの高度な技術を使っている銀河鉄道において、手動のポイントを切り替えて、999を脱線から守る。そして、崩れていく線路をのぼりながら999が去っていき、それを見送る老兵。しかも、声優は森山周一郎。紅の豚のあの声である。かっこいい!やっぱりあの場面はかっこいい。そんな最初?と言われそうだが、それでもやはり一番印象に残っているのはあの場面なのである。
そんなわけで、今回ふとしたところからこの映画の評価を見直したわけであるが、これを機会にぜひもう一度見直してみたい。そうすれば、もしかしたら、また新たな発見があるかもしれない。そして、そのような発見があったときには、また何かを書いてみたいと思う。
そこでは、今までと全然違うこの映画の一面をかいま見ることができた。今までの印象といえば、どちらかというと否定的だった。それは僕が当時ほんの子供であり、テレビの999を見て、おもちゃなどを買っていた世代だったからかもしれない。だから、アニメを作品としてみることはできず、むしろ幼稚園生や小学生であった僕にとっては、何度見ても裏切りにしか見えなかった。そう、やはり鉄郎の姿が受け入れられなかったのである。
僕はどちらかというとジャガイモキャラが好きだ。今現在も総務部総務課山口六平太などを愛読している。だから、あのキャラクターには愛着があったのに、急にキリッとしてしまった鉄郎に失望感を抱いた。そして、主題歌も全然雰囲気が違うことに腹を立てた。その結果、テレビで放送されれば見ることは見るものの、あまり良い印象を抱かないままに、今まできてしまった。
でも、あらためて振り返ってみると、その評価は少し違っても良いと思えるようになってきた。あれはあれで良いのだと思えるようになってきた。そして、むしろ好きな映画の一つにさえ、思えるようになってきたのである。
これは別に私の好みが急に変わったのではない。むしろ、本当は好きだったのに、表層的な裏切りへの腹立ちが、それを覆い隠していたといった方が正しいと思う。だから、そのベールがはがれたとき、その良さに気が付き始めたのである。
そうして、今になってやっと気が付いた自分の好きな場面。それは、一番最初の場面であった。鉄郎の乗った999が脱線させられそうになるのを、仲間たちが命をかけて守り、なぜかあの高度な技術を使っている銀河鉄道において、手動のポイントを切り替えて、999を脱線から守る。そして、崩れていく線路をのぼりながら999が去っていき、それを見送る老兵。しかも、声優は森山周一郎。紅の豚のあの声である。かっこいい!やっぱりあの場面はかっこいい。そんな最初?と言われそうだが、それでもやはり一番印象に残っているのはあの場面なのである。
そんなわけで、今回ふとしたところからこの映画の評価を見直したわけであるが、これを機会にぜひもう一度見直してみたい。そうすれば、もしかしたら、また新たな発見があるかもしれない。そして、そのような発見があったときには、また何かを書いてみたいと思う。
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ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
2004年9月3日 映画
映画の日ということで見てきた2本のうちの2本目。
前評判は聞いていたが、実際に見てみて非常に納得。今までの作品とは全然イメージが違う。だから、そういう意味では賛否両論あり得るだろうと思う。
よく言われるキャスティングについては、やはり既にミスキャストの範疇に入り始めていると言わざるを得ない。大人っぽすぎて、何となく世界観を壊し始めている。
また、ドラコが三枚目に近く描かれている点が、ちょっと不満。スリザリンのちょっと知的なエリートっぽい冷たい雰囲気が壊れはじめ、ただのハリー達のもり立て役になってしまっている。確かにポジションとしてはそうなんだけど、もっと違うキャラだった気がするんだけどなぁ。
そんなわけで、今までの作品に思い入れが強ければ強いほど、きっとこの作品は不満が多くなるはず。ただ、与えられたキャスティングという中で考えたときには、結構映画としては面白かったと思うし、今まで以上に作りがこっていたと思う。そういう意味では、監督自身の力はあるのではないかと思われるので、ぜひ次回作はキャスティングから彼にやり直して欲しい。(まあ、いろいろあってムリなんだろうけどね)
前評判は聞いていたが、実際に見てみて非常に納得。今までの作品とは全然イメージが違う。だから、そういう意味では賛否両論あり得るだろうと思う。
よく言われるキャスティングについては、やはり既にミスキャストの範疇に入り始めていると言わざるを得ない。大人っぽすぎて、何となく世界観を壊し始めている。
また、ドラコが三枚目に近く描かれている点が、ちょっと不満。スリザリンのちょっと知的なエリートっぽい冷たい雰囲気が壊れはじめ、ただのハリー達のもり立て役になってしまっている。確かにポジションとしてはそうなんだけど、もっと違うキャラだった気がするんだけどなぁ。
そんなわけで、今までの作品に思い入れが強ければ強いほど、きっとこの作品は不満が多くなるはず。ただ、与えられたキャスティングという中で考えたときには、結構映画としては面白かったと思うし、今まで以上に作りがこっていたと思う。そういう意味では、監督自身の力はあるのではないかと思われるので、ぜひ次回作はキャスティングから彼にやり直して欲しい。(まあ、いろいろあってムリなんだろうけどね)
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映画の日ということで見てきた2本のうちの1本目。
本当は期待をしておらず、たまたま時間がちょうど良かったから入っただけだったのだが、予想に反してとても面白かった。ところどころにバカバカしいお笑いが含まれていて、なおかつヒーローとして、仮面ライダーみたいな悩みも見せてくれる。そういう意味では、前作よりかは内容的にも少し深みがあった気がする。
ただ、ストーリー展開はかなり安易。えっ、それでいいの?と聞きたくなる。きっと日本映画だと、もっと凝ったストーリー展開になったのではないかと思うが、ある意味ではそういうシンプルさが逆に安心して見られる結果になっているのかもしれない。だから、ただただそのバカバカしさとかを楽しめばいい。そして、エンディングを素直に受け取ればいい。下手にゴチャゴチャ考えてしまうと楽しめなくなる。そんな映画だったような気がする。
本当は期待をしておらず、たまたま時間がちょうど良かったから入っただけだったのだが、予想に反してとても面白かった。ところどころにバカバカしいお笑いが含まれていて、なおかつヒーローとして、仮面ライダーみたいな悩みも見せてくれる。そういう意味では、前作よりかは内容的にも少し深みがあった気がする。
ただ、ストーリー展開はかなり安易。えっ、それでいいの?と聞きたくなる。きっと日本映画だと、もっと凝ったストーリー展開になったのではないかと思うが、ある意味ではそういうシンプルさが逆に安心して見られる結果になっているのかもしれない。だから、ただただそのバカバカしさとかを楽しめばいい。そして、エンディングを素直に受け取ればいい。下手にゴチャゴチャ考えてしまうと楽しめなくなる。そんな映画だったような気がする。
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