「あいつ怪しい」元警察トップに職質 [日刊スポーツ]
2004年12月7日 時事ニュース
12月07日付 日刊スポーツの報道「あいつ怪しい」元警察トップに職質」へのコメント:
白川勝彦だっけ。確かに見たことあるけど、総理にしたいと思うタイプじゃない。ヒラ議員で、地元に利権を持ってきてくれて、僕らの生活がよくなるなら、彼に投票してあげて、議員にしてあげてもいい。でも、彼自身にはあまり魅力はない。これが、ボクが彼に抱いている印象。
あとからネットで見てみたら、もう議員さんじゃないらしい。自民党を出ちゃったから落選しちゃったみたい。でも、そりゃあそうだろう。街を歩いていて職質されるような人だし、その後もなかなか疑いが晴れなかったと言うんだから、それはそれは立派な人に違いない。
服装について、あれは許容範囲と見ることもできるだろうし、年齢を考えたら怪しいと言うこともできるだろう。ただ、ボクは基本的に人間は最終的には中身だと思ってる。してみると、服装がどうであれ、普通は話してみれば、まともな人であればそうであるとわかるのではないだろうか。
例えば、大学のまじめそうな教授を考えてもらうといい。たとえ彼らが女子大生受けを狙って若作りのために慣れないカッコをして渋谷の街を歩いていたとしても、それは簡単に職質されないはず。もし、挙動不審で職質されたとしても、話していれば、そこらへんの薬物の売人とかとは勘違いされたりしないはずである。
ここで、もう一つ書いておくと、思うに彼はそっち系のチンピラに見られたのではないかという気がする。それこそヤクの売人である。だからこそ、ポケットの中を見せろといわれたのだろうし、警官が期待したものは、そのポケットの中から白い粉が出てくることであろう。ということは、一般に偉い人が持っていることを期待される「威厳」などというものは感じなかったということではないだろうか。そして、話していても、それほど知性のあるしっかりした人には見えなかった。だからこそ、そのまま疑われて連れ回されることになったのであろう。
報道STATIONでの古舘伊知郎のコメントの仕方もかなり微妙に感じたが、実際に彼の言い分を聞いた感じでは、あまり味方になる気はしなかった。それは、その不満の根拠が明らかに、「オレは白川勝彦だ。オレの顔を知らないのか!」とか、「元国家公安委員長までやったオレを知らないのか!」というところにあることがミエミエだったからだ。
ボクが思うに、国家公安委員長までやった人であればこそ、「お役目ご苦労さん」といたわりの一言でもかけてやり、ポケットの中身を見せるなどして、身の潔白を示してやるべきであった気がする。そして、その上で自分の身分をしっかりと話し、問題があると感じたならばその部分をしっかりと話してやるべきだったと思う。それが上司というものではないだろうか?
会社の入り口で社員証を忘れた社長が立ち入りを拒否された時、「オレの顔を知らないのか!」と怒ることもできよう。しかし、そうではなくそれが彼らの仕事であることに理解を示し、その上でどのような手続をとるべきか、またはどのような手続きをとるように一般社員に対し定められているか、ということを考えてやることもできるはずだ。なぜならば、彼らがそのようにきちんと仕事をしていることにより、不審者の立ち入りができなくなり、社内の安全が保たれるのであるから。そのための、社員証提示の義務づけであり、ルールなのだから。職質も、犯罪検挙のきっかけとしての重要性を考える時、同様に考えてやることができるのではないかと思う。
白川氏は、どうやら弁護士さんであるらしい。きっとリベラル派の自由を重んじる方なのだろう。だとしても、犯罪が広まることを容認する方ではないと思うし、最近の犯罪検挙率の低下に対しては、元国家公安委員長までなされた方であれば、多少なりとも憂慮されているのではないだろうか。何しろ、犯罪が起こしても警察に捕まらない人が増えているというのだから、これが進めば困った人は次々と犯罪に手を染め、しかも捕まらないというのだから、自由にのさばっていくことになるだろう。
では、検挙率を上げるためにはどうしたらよいか。それは当然不審人物を見つけたら職務質問をかけて、一定の範囲で必要な行為を行い、犯罪の疑いがあるかどうかを一つ一つ明らかにしていくより他あるまい。そして、疑わしい人物に対しては、特に一定の強い行動も認めざるを得ないだろう。何しろ、怪しいヤツほど抵抗するのは当たり前なのだから。ポケットに白い粉を持っているヤツが、警察官に声をかけられたくらいで全てを自供する訳がないのは当然なのである。
しかも、今回の警察官の行為は、一般的には判例でも許容されるような、強制には当たらない範囲での行為であったようである。だとしたら、有能な東大法学部卒の弁護士さんである白川氏は、その法律知識や判例知識をもとにすれば、きっと高卒程度の知識しかなく、研修で実務はこういうものだと教え込まれているに過ぎないであろう現場の制服警官に対して、「判例は間違っている!」とでも言わんばかりの法律論議をふっかけたとしても、よりその疑いを深めることにはなるだろうが、決して自分の置かれた現状を改善する方向にはならないことが、十分に察せられたのではないだろうか。
こうして考えていくと、なんだか白川氏の大人げなさが際だってくるように感じる。そして、もう一つ痛切に感じるのは、彼の器の小ささである。自民党を出て、利権を持ってきてくれなくなった今、なかなか彼が議員になれないというのは、実はそこらへんに根があるのではないかという気がするのだが、これはやはり門外漢だからこそ言える意見なのであろうか。
白川勝彦だっけ。確かに見たことあるけど、総理にしたいと思うタイプじゃない。ヒラ議員で、地元に利権を持ってきてくれて、僕らの生活がよくなるなら、彼に投票してあげて、議員にしてあげてもいい。でも、彼自身にはあまり魅力はない。これが、ボクが彼に抱いている印象。
あとからネットで見てみたら、もう議員さんじゃないらしい。自民党を出ちゃったから落選しちゃったみたい。でも、そりゃあそうだろう。街を歩いていて職質されるような人だし、その後もなかなか疑いが晴れなかったと言うんだから、それはそれは立派な人に違いない。
服装について、あれは許容範囲と見ることもできるだろうし、年齢を考えたら怪しいと言うこともできるだろう。ただ、ボクは基本的に人間は最終的には中身だと思ってる。してみると、服装がどうであれ、普通は話してみれば、まともな人であればそうであるとわかるのではないだろうか。
例えば、大学のまじめそうな教授を考えてもらうといい。たとえ彼らが女子大生受けを狙って若作りのために慣れないカッコをして渋谷の街を歩いていたとしても、それは簡単に職質されないはず。もし、挙動不審で職質されたとしても、話していれば、そこらへんの薬物の売人とかとは勘違いされたりしないはずである。
ここで、もう一つ書いておくと、思うに彼はそっち系のチンピラに見られたのではないかという気がする。それこそヤクの売人である。だからこそ、ポケットの中を見せろといわれたのだろうし、警官が期待したものは、そのポケットの中から白い粉が出てくることであろう。ということは、一般に偉い人が持っていることを期待される「威厳」などというものは感じなかったということではないだろうか。そして、話していても、それほど知性のあるしっかりした人には見えなかった。だからこそ、そのまま疑われて連れ回されることになったのであろう。
報道STATIONでの古舘伊知郎のコメントの仕方もかなり微妙に感じたが、実際に彼の言い分を聞いた感じでは、あまり味方になる気はしなかった。それは、その不満の根拠が明らかに、「オレは白川勝彦だ。オレの顔を知らないのか!」とか、「元国家公安委員長までやったオレを知らないのか!」というところにあることがミエミエだったからだ。
ボクが思うに、国家公安委員長までやった人であればこそ、「お役目ご苦労さん」といたわりの一言でもかけてやり、ポケットの中身を見せるなどして、身の潔白を示してやるべきであった気がする。そして、その上で自分の身分をしっかりと話し、問題があると感じたならばその部分をしっかりと話してやるべきだったと思う。それが上司というものではないだろうか?
会社の入り口で社員証を忘れた社長が立ち入りを拒否された時、「オレの顔を知らないのか!」と怒ることもできよう。しかし、そうではなくそれが彼らの仕事であることに理解を示し、その上でどのような手続をとるべきか、またはどのような手続きをとるように一般社員に対し定められているか、ということを考えてやることもできるはずだ。なぜならば、彼らがそのようにきちんと仕事をしていることにより、不審者の立ち入りができなくなり、社内の安全が保たれるのであるから。そのための、社員証提示の義務づけであり、ルールなのだから。職質も、犯罪検挙のきっかけとしての重要性を考える時、同様に考えてやることができるのではないかと思う。
白川氏は、どうやら弁護士さんであるらしい。きっとリベラル派の自由を重んじる方なのだろう。だとしても、犯罪が広まることを容認する方ではないと思うし、最近の犯罪検挙率の低下に対しては、元国家公安委員長までなされた方であれば、多少なりとも憂慮されているのではないだろうか。何しろ、犯罪が起こしても警察に捕まらない人が増えているというのだから、これが進めば困った人は次々と犯罪に手を染め、しかも捕まらないというのだから、自由にのさばっていくことになるだろう。
では、検挙率を上げるためにはどうしたらよいか。それは当然不審人物を見つけたら職務質問をかけて、一定の範囲で必要な行為を行い、犯罪の疑いがあるかどうかを一つ一つ明らかにしていくより他あるまい。そして、疑わしい人物に対しては、特に一定の強い行動も認めざるを得ないだろう。何しろ、怪しいヤツほど抵抗するのは当たり前なのだから。ポケットに白い粉を持っているヤツが、警察官に声をかけられたくらいで全てを自供する訳がないのは当然なのである。
しかも、今回の警察官の行為は、一般的には判例でも許容されるような、強制には当たらない範囲での行為であったようである。だとしたら、有能な東大法学部卒の弁護士さんである白川氏は、その法律知識や判例知識をもとにすれば、きっと高卒程度の知識しかなく、研修で実務はこういうものだと教え込まれているに過ぎないであろう現場の制服警官に対して、「判例は間違っている!」とでも言わんばかりの法律論議をふっかけたとしても、よりその疑いを深めることにはなるだろうが、決して自分の置かれた現状を改善する方向にはならないことが、十分に察せられたのではないだろうか。
こうして考えていくと、なんだか白川氏の大人げなさが際だってくるように感じる。そして、もう一つ痛切に感じるのは、彼の器の小ささである。自民党を出て、利権を持ってきてくれなくなった今、なかなか彼が議員になれないというのは、実はそこらへんに根があるのではないかという気がするのだが、これはやはり門外漢だからこそ言える意見なのであろうか。
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