ファウンデーションの彼方へ〈上〉―銀河帝国興亡史〈4〉
2005年1月9日 読書
ISBN:4150111502 文庫 岡部 宏之 早川書房 1996/07 ¥693
ファウンデーションシリーズ3部作に続く4作目。金がないので図書館で借りて読んだのだが、これがスゴいことになってきた。あとがきによれば前の3部作から何年も経過したあとに作られた作品であることが影響しているらしいが、大きなストーリーの転換が行われたのだ。そして、この転換がこのあと続く続編に大きな影響を及ぼし、新たな局面へとストーリーはすすんでいくらしい。
スゴいことになってきたものだ。この作品が賞を受賞したのもわかる気がする。これこそSFの醍醐味とも言えるような展開である。しかも、その歴史的展開などが非常に理解できる。まさに実際の現実世界においても、このような展開があり得ると考えられるような展開が起こっていくのである。
きっとこの本は歴史が詳しい人はより楽しめると思うし、それに加えて心理学や経営学などの知識があると、これもまた楽しめるのだろう。私のこれらの分野に関する知識は乏しいものでしかないが、そういった知識が話の理解に役立ったということは、作者はより深い知識を有していたことが推察され、彼の隠れた努力がうかがわれる作品と言える。
ファウンデーションシリーズ3部作に続く4作目。金がないので図書館で借りて読んだのだが、これがスゴいことになってきた。あとがきによれば前の3部作から何年も経過したあとに作られた作品であることが影響しているらしいが、大きなストーリーの転換が行われたのだ。そして、この転換がこのあと続く続編に大きな影響を及ぼし、新たな局面へとストーリーはすすんでいくらしい。
スゴいことになってきたものだ。この作品が賞を受賞したのもわかる気がする。これこそSFの醍醐味とも言えるような展開である。しかも、その歴史的展開などが非常に理解できる。まさに実際の現実世界においても、このような展開があり得ると考えられるような展開が起こっていくのである。
きっとこの本は歴史が詳しい人はより楽しめると思うし、それに加えて心理学や経営学などの知識があると、これもまた楽しめるのだろう。私のこれらの分野に関する知識は乏しいものでしかないが、そういった知識が話の理解に役立ったということは、作者はより深い知識を有していたことが推察され、彼の隠れた努力がうかがわれる作品と言える。
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