02月16日付 日刊スポーツの報道「ライブドア堀江被告の保釈を請求」へのコメント:

 否認をしているから、保釈なんて認められないんだろうけど、早くホリエモンの言葉を聞いてみたい。ボクは元々ホリエモンには親近感を感じていて、実際に去年の年末の株主総会には、ホリエモンを見るためだけに行ったくらい。だから、どちらかというと支持者に近い。

 じゃあ、今回の事件についてはどう思っているのかと言うことになるけど、ボク個人としてはまだわからないと思っている。だって、今のところ出てきているのは検察や警察が流している情報であって、そもそも彼らは有罪にするのが仕事。だから、できる限り有罪だという話に世論をもっていこうとするのも当然であって、無罪かもしれないなんていう訳ない。
 それに、彼らは間違ったって責任を負うことはない。謝ることだってない。だって、無罪になった頃には、当時の人たちは転勤しちゃってるだろうからね。そして、組織としてやったことである以上、間違っていても個人が心を痛める必要はない。
 まあ、そういう意味で、ホリエモンが正しいとか、間違ったことをしてるとかいうことではなくて、まだよくわからないというのが本当のところだと思っている。だから、本当はボクはホリエモン達の言い分を聞きたいのだ。本当に、違法な事実と思ってやっていたのか、それともグレーゾーンだと思ってやっていたのか。
 グレーゾーンだと思っていたとすれば、シロとも判断できる理由があったはず。それを聞いてみたい。どうして違法にならないと判断し、それを行なったのか?それがわからないと、違法なのか、合法なのか、よくわからない。だから、ボクは彼らの言い分を聞いてみたいと思う。

 悪いことをしたならば、悪いと認めて、罪を償うべきである。ただ、そうでなかったとしたら、実際には違法行為が存在しなかったとしたら、これはどういうことになるのだろう。ライブドアという会社に対する風評被害によって、損害を被ってしまった株主の人たちや、人生を狂わされてしまった社員の人たちに対して、国は何かをできるのだろうか。
 今や、一つの企業グループを活かすか、殺すかという大きな問題になっているのである。世論を作るのはいいのだが、あまり軽率に情報を流し、ただただホリエモンを悪くいえばいいと言う流れができてしまうのは、ちょっと問題があるのではないかと思う。

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