欽ちゃんがノリにラブコール [日刊スポーツ]
2007年1月11日 時事ニュース
01月11日付 日刊スポーツの報道「欽ちゃんがノリにラブコール」へのコメント:
いいなぁ、欽ちゃん。こういうときに、ぽっと出てくるところはちょっと好き。でも、ここは欽ちゃんが出てくる幕じゃないんだよな。むしろ、話がややこしくなっちゃう気がする。そういう意味では、ちょっと余計な発言って感じ。だから、ノリ本人はかなり複雑な気持ちで、この発言を受け止めているんじゃないだろうか。そんな気がする。
今回の問題は、明らかに代理人として選ばれた弁護士のミスだったと思う。彼は、本人のニーズおよび相手方のニーズのギャップを考慮し、その場その場の状況把握をすることに失敗したのだろうと思う。そして、ただただどっかの交渉術か何かの本に書いてあるような、小手先の手段を使って、策を弄したのであろう。まさに、策士、策に溺れるといったところである。
だいたい、最近報道されている話の流れを見る限りでは、本人は辞める気なんて全然なかった訳で、移籍だって困難な状況であるのは明らかである。それは、裏で他球団から声がかかっているならまだしも、そんな裏付けは全くなかった訳で、しかも実際に取ってくれる見込みのあるところなんて、実は存在しなかった。それなのに、強気で責める方策に出てしまった。しかも、相手の条件は予想以上に厳しく、引いてしまっては譲歩を引き出せないとでも思ったのか、よりいっそう強く出た。それが、きっと昨年末に報道された、自由契約を求めていくという発言だったのだろうと思う。
自由契約を求めていくということで、オリックスが慌てて妥協するという筋書きだったに違いない訳だが、実際にはそうはいかなかった。きっと、移籍先なんてないことをよんでいたか、他球団と情報交換をして、そのようなニーズがないことを把握していたのだろう。だから、逆に一気に強く出てきた。まあ、今年も大して活躍なんてしないだろうから、あまりいらないという判断もあったのかもしれない。どちらにしろ、代理人君の作戦通りにはいかなかった。そして、状況は一気に不利な状況となり、逆に相手側の条件をすべて飲まざるをえない状況になってしまった。
これでは代理人を頼んだ意味がない。全くの役立たずであり、むしろ今回でいえば、百害あって一利なしといったところである。しかも、あのドタバタの記者会見の翌日には、再度球団側と連絡を取り、また強気の発言をして、結局球団側とオリックスではプレーしないことに合意してしまっている。なんだか本当に本人不在のままに引退が決まってしまいそうな勢いである。
このままでは、最初から本人が出て行って、普通に交渉をしていた方が、結果的には良かったことになりかねない情勢である。「来年も是非オリックスで頑張って、優勝に貢献したい」とでも言った方が、上乗せが期待できたのではないかとさえ思う。最新の報道では、再度交渉があるという話ではあるが、代理人氏が同席するということであるから、うっかりするとまたケンカ別れするかもしれない。
結局、この争いがどこへ行き着くのかよくわからない。しかし、代理人氏が下手な策を弄する限り、なんとなくだがうまい決着は見ないような気がする。代理人氏は頭がよいのかもしれないし、アメリカ流の交渉術は身につけているのかもしれない。ただ、ここは日本であり、利益や理性だけでは動かず、むしろ情などが大きく左右するようなところがある。そういう意味では、代理人氏の作戦は大失敗だったのであり、ノリは大リーグ流を貫きすぎたと言うことになるのであろう。
次回の交渉では、自由契約にしますから、欽ちゃん球団にでも行きますか?というセリフが出てくる可能性がある。そういったことがあったときに、怒って席を蹴るのか、笑ってジョークにしてしまうのか、そこがノリにとっての一つの人生の分かれ目ではないか。ボクは外から見ていて、ちょっとそんな気がしている。
いいなぁ、欽ちゃん。こういうときに、ぽっと出てくるところはちょっと好き。でも、ここは欽ちゃんが出てくる幕じゃないんだよな。むしろ、話がややこしくなっちゃう気がする。そういう意味では、ちょっと余計な発言って感じ。だから、ノリ本人はかなり複雑な気持ちで、この発言を受け止めているんじゃないだろうか。そんな気がする。
今回の問題は、明らかに代理人として選ばれた弁護士のミスだったと思う。彼は、本人のニーズおよび相手方のニーズのギャップを考慮し、その場その場の状況把握をすることに失敗したのだろうと思う。そして、ただただどっかの交渉術か何かの本に書いてあるような、小手先の手段を使って、策を弄したのであろう。まさに、策士、策に溺れるといったところである。
だいたい、最近報道されている話の流れを見る限りでは、本人は辞める気なんて全然なかった訳で、移籍だって困難な状況であるのは明らかである。それは、裏で他球団から声がかかっているならまだしも、そんな裏付けは全くなかった訳で、しかも実際に取ってくれる見込みのあるところなんて、実は存在しなかった。それなのに、強気で責める方策に出てしまった。しかも、相手の条件は予想以上に厳しく、引いてしまっては譲歩を引き出せないとでも思ったのか、よりいっそう強く出た。それが、きっと昨年末に報道された、自由契約を求めていくという発言だったのだろうと思う。
自由契約を求めていくということで、オリックスが慌てて妥協するという筋書きだったに違いない訳だが、実際にはそうはいかなかった。きっと、移籍先なんてないことをよんでいたか、他球団と情報交換をして、そのようなニーズがないことを把握していたのだろう。だから、逆に一気に強く出てきた。まあ、今年も大して活躍なんてしないだろうから、あまりいらないという判断もあったのかもしれない。どちらにしろ、代理人君の作戦通りにはいかなかった。そして、状況は一気に不利な状況となり、逆に相手側の条件をすべて飲まざるをえない状況になってしまった。
これでは代理人を頼んだ意味がない。全くの役立たずであり、むしろ今回でいえば、百害あって一利なしといったところである。しかも、あのドタバタの記者会見の翌日には、再度球団側と連絡を取り、また強気の発言をして、結局球団側とオリックスではプレーしないことに合意してしまっている。なんだか本当に本人不在のままに引退が決まってしまいそうな勢いである。
このままでは、最初から本人が出て行って、普通に交渉をしていた方が、結果的には良かったことになりかねない情勢である。「来年も是非オリックスで頑張って、優勝に貢献したい」とでも言った方が、上乗せが期待できたのではないかとさえ思う。最新の報道では、再度交渉があるという話ではあるが、代理人氏が同席するということであるから、うっかりするとまたケンカ別れするかもしれない。
結局、この争いがどこへ行き着くのかよくわからない。しかし、代理人氏が下手な策を弄する限り、なんとなくだがうまい決着は見ないような気がする。代理人氏は頭がよいのかもしれないし、アメリカ流の交渉術は身につけているのかもしれない。ただ、ここは日本であり、利益や理性だけでは動かず、むしろ情などが大きく左右するようなところがある。そういう意味では、代理人氏の作戦は大失敗だったのであり、ノリは大リーグ流を貫きすぎたと言うことになるのであろう。
次回の交渉では、自由契約にしますから、欽ちゃん球団にでも行きますか?というセリフが出てくる可能性がある。そういったことがあったときに、怒って席を蹴るのか、笑ってジョークにしてしまうのか、そこがノリにとっての一つの人生の分かれ目ではないか。ボクは外から見ていて、ちょっとそんな気がしている。
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