01月13日付 日刊スポーツの報道「ノリ涙の退団「負けました」」へのコメント:

 野球ファンじゃないんだけど、ネットのニュースで見れば見るほど、同情する気がなくなってくるのはなぜだろう。特に、交渉にあたって変な作戦を講じて、それが自分の首を絞めていっている様を見ていると、何となくだが彼らには誠意が感じられなく思う。

 だいたい、推定年俸2億ももらっていながらほとんどケガで働きもせず、それでてゴチャゴチャ言うなんて、なんかボクなんかの感覚からすると、あまりに非常識に感じる。
 だって、2億でしょ。それをケガで実質的にはそれ相応の働きをしなかったのに、今年は8,000万円でどうだと言われて、お話にならないとけっ飛ばしたわけでしょ。ボクなんかからすると、とりあえずは8,000万でも十分な金額だと思うんだよなぁ。で、実績を出す自信があるなら、あとは出来高部分をできるだけ大きくしてもらえばいいじゃない?固定部分が小さくたって、成果を出す自信がそれだけあるなら、そうすればいい。でも、そうじゃなくて、仕事はそんなにできないかもしれないけど、今までの他球団での成果を考慮して、固定給はしっかり出して欲しいというのでは、ちょっと納得できない。いてやるだけでありがたいと思えというのは、ちょっと思い上がった気持ちではないだろうか。ボクは、そんな無駄遣いをするならば、彼をさっさとクビにして、他の選手に振り分けてあげた方がいいと思うし、もっと苦しみながら頑張っている人とか、これからの若手とかに、たくさんあげてほしいと思う。

 彼の「負けました」という発言は、きっと球団に負けたということをいいたいのだろう。しかし、ボクは負けた原因が茂木立とかいう弁護士にあると思うし、ひいてはその弁護士を雇った彼自身にあるのではないかと思う。言ってみれば、自滅である。
 年末には、自由契約を求めていくなんて強気な報道がなされていたわけで、それが実現しそうになったら、自分は退団を申し入れていないなんて、ほんとにナンセンス。訳のわからない言い訳としか言いようがない。
 それが示していることというのが、きっと茂木立弁護士と彼の意見・認識の相違であり、二人の間に存在した大きな溝だったのではないかと思う。

 弁護士は、松阪の代理人がやったようなことをやりたかったのだろうとは思う。直前まで破談寸前のように見せかけて、ギリギリで妥協して最大の譲歩を引き出す。しかし、それを本当に破談にしてしまっては、全くの無能としか言いようがない。本来であれば8,000万円の年俸プラスアルファをもらえたはずなのに、それをゼロにしてしまい、しかも選手のイメージをダウンさせてしまったとあっては、本当にまともな仕事とは言えない。ましてや、本人は現役を続けたいのに、このまま引退となっては、まさに弁護士としては、無罪の犯人を有罪にしてしまうようなものではないだろうか。

 茂木立弁護士は、今後もノリの代理人を続けるのかよく知らない。でも、続ける気があるのだとしたら、ぜひ自由契約になった後も上手に交渉をし、オリックス以上の条件で働ける場所を見つけてあげて欲しいと思う。それが、かの弁護士のノリに対するせめてもの罪滅ぼしではないだろうか。

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