ISBN:4125009244 新書 太田 忠司 中央公論新社 2005/12 ¥945

 この作家さんの名前はよく本屋で見かけていて、もしかしたら今までにも何冊か買っていたのかもしれないけど、たまたま本屋で目について、今回興味を引かれて買ったのがこの本。最初、この作家さんについての予備知識も、この小説の世界観とかも、まったく分からないまま読んでいたので、ちょっと違和感があったのだけど、最後の最後に謎が解け、さらに作家自身の経歴も分かって、すごく納得。そういう意味では、かなり珍しいタイプのミステリーだった。

 読後感としては、非常に懐かしい感じで、今はお亡くなりになった某先生を思い出した。昔、はまったなぁ、って感じ。でも、あとからこの人の経歴を見たら、この人ってそういう人だったのね。なんかすごい納得。まさに師匠の読後感を受け継いでいるな、と思いました。もう大先生の新刊が出ることはないので、これからはこの人の本を読んでみてもいいかなと思いました。
ISBN:4061824805 新書 姉小路 祐 講談社 2006/04/07 ¥903

 久しぶりに本屋へ行って、ミステリーを買いだめしてきた。ということで、講談社ノベルス4月の新刊から、まず読んだのがこれ。

 雰囲気的に、『Q.E.D.シリーズ』とかぶっているのかな、とは思ったのだけど、実際に読んでみるとちょっと違って、個人的にはあちらの方が好き。というよりも、単発ものとシリーズものの違いなのかな。

 こういうのって、まずは民俗学的なネタがあって、それをどうやってミステリーのストーリーとくっつけていくかっていう話だと思うんだけど、今回のこの話は、民俗学的なネタの方はそれなりに面白いんだけど、ミステリーのストーリーの部分がイマイチ面白くない。っていうか、薄っぺらいのが見えちゃう感じ。
 『Q.E.D.シリーズ』も、それほどミステリー部分やストーリー展開の部分がしっかりしている訳じゃないし、どちらかというと民俗学的なネタの部分で読ませる本だと思うんだけど、それでも飽きさせない程度のストーリーは持たせているように思う。でも、こちらは民俗学的なネタを展開させるためのストーリー運びの部分に、やたら時間がかかってしまって、ミステリー的なストーリーの部分がかなり唐突に展開したりしてしまっている。だから、なんだかすごく読んでいても違和感がある。

 今回のこの本は、民俗学的なネタの部分が面白かったので、これはこれでありだと思うのだけど、これだったら『Q.E.D.シリーズ』で読んでみたかった気がする。違う人が同じネタをモトにミステリーを書いたら、どれくらい違ってくるのか。この分野がミステリーとして確立し、得意とする作家がたくさん出てきたら、そういう企画も面白いと思うのだが、そのうちどこかでやってはくれないだろうか?
DVD アニプレックス 2006/01/25 ¥3,990

 この歳で「鋼の錬金術師」もないもんだが、おもしろいから見てしまう。我ながら、オタクかな?まあ、そんなとこかもしれない。

 今回の話は、TV版の最終回からの続きということらしいんだけど、なんとなく違和感を感じながら見始めた。扉の向こうというもののイメージが、なんだかこういうもんじゃなかったはずなのに、気が付いたらこうなってた。なんだかなぁ。
 ボクが思ってた、この話の中での世界観って、扉のこちらと向こうがあるだけだった。でも、今回の話によれば、こちらとあちらの間に何かドラえもんのタイムマシーンの時みたいな時空があって、そこを乗りこえてくるみたい。それに、その間の世界にも何かがいるんだよね。
 「扉の向こうに帰るんだ」と言っても、人によって行くところが違うらしい。

 それに、話の中で等価交換の原則が貫かれていないような気がした。あれって門を開くのに代償が必要なだけだったっけ?それに、あれって自分で勝手に閉まっちゃうはずだよね。ずっとなんて開いてないよね。
 なんだか、ネタバレの話になり始めているので、ここら辺でやめておくけど、なんだか統一的世界観に矛盾が生じているような気がして、見れば見るほどに頭の中が「?・?・?……」という感じだった。

 そして、ラストも微妙で、まあ子ども向けだからこんな感じなのかなって感じ。いやあ、もうちょっと違う終わり方もあったんじゃないかって思うんだけど、コレが本当にベストだったのかなぁ。かなり疑問。

 まあ、どちらにしてもテレビを見続けてきた人にとっては、これが完結編。とりあえず一見の価値はあると思うし、レンタルで借りるならアリじゃないでしょうか。買う必要まではないと思うけどね。
 第2日本テレビで「お笑いっち」という企画をやっているのだけど、コレが結構おもしろい。

 何をやっているかというと、あの電波少年のT部長が若手芸人を拉致してきて、小さな部屋に閉じこめて、朝・昼・晩と30秒のネタをやらせる。それを携帯から見た人がご飯を食べさせるか、食べさせないか投票して、多数決で決めるというものである。まさに、芸で飯を食う企画。
 今のところ、パケホーダイがないとケータイから動画を一日三回見るのはつらいため、投票への参加者は少ないので、あまり正確な投票ではないのだが、それなりに面白さに比例した投票がなされているようで、本人たちもそれを見ながらネタの方向性とかを変えているようだ。

 ただ、今いる5代目芸人のゴールドラッシュがイマイチ使えない。実は、もう3週間になるのだが、ボクは今のところゴールドラッシュのネタで笑ったことが一度もない。それでいて、食事を食べている回数は今までの中でも一番多いと思われるくらいで、どうやらコアなファンがついているらしい。
 まあ、現状では食べさせるに投票する人が20人もいれば、毎食食べられるような状態なので、事務所の人でも、仲間の芸人さんでも、ちょっと集まれば食べられる方にできてしまうから、そういう影響もあるのかなという気はする。

 この企画の見方としては、芸人さんのおもしろいネタで笑うとか、成長の過程を見るとかいう見方もあるのだが、それ以前に売れない芸人のネタを見るというのもある。
 ボクは芸人のライブとか行ったことがないので初めて見たのだが、売れない芸人のネタというのがどういうものなのか、コレを通して初めて知った。やっぱりテレビに出ている人っていうのは、つまらない新人芸人であっても、ある程度の水準は超えている人たちなんだね。本当につまらない芸人というのはこういうことなのかと、スゴくよくわかった。
 そういう意味では、売れない芸人さんたちが客観的な目でコレとか見たら、勉強になるかもしれない。面白いということが、わからなくなっている人たちを見れば、何かがつかめるかもしれない。そうして見ていると、あらためてつまらない会話の中から笑いを取り出す明石家さんまの偉大さが、身にしみてくるんじゃないだろうか。

 お笑いっちで発表されたネタは、第2日本テレビのPCサイトでもバックナンバーを含めて公開されている。もし、ボクの文章を読んで、興味をもった人がいたら、そちらの方を見てみて欲しい。きっと、ライブでは通用しても、テレビには出られない芸人というのはこういうものなんだということが、素人目にもわかるはずである。
ISBN:4101263515 文庫 秋庭 俊 新潮社 2006/01 ¥660

 やべぇ、トンデモ本だ!まだ全部読み終わっていないけど、はっきり言って、全部読み切る自信なし。だって、一言で終わってしまうような話なんだもの。

 この本に書かれていることって、ずいぶん前から、たまにテレビなんかで放送されてることでしょ。きっとこの筆者だけが言ってるんだと思うんだけど、東京には元々地下網があって、今の地下鉄はそれを利用して作られてるんだという話。そして、地図の中で地下鉄の走っている場所が、会社によって違うように描かれていることを指摘して、陰謀があったとかいうことを言い出す。

 まあ、こういうのはねぇ、本当にキリがないんですよ。だって、当事者に聞いて、それが否定されても、「いや、もっと上層部の人間しか知らないトップシークレットなんだ」と言えば済んじゃうし、それこそトップに聞いたとしても、「ウソがうまいなぁ。本当のことを言ってくださいよ」という話になるだけ。だから、どこまで行っても終わりがない。

 正直な話、ボクは思いましたよ。すごく簡単な結論を一つ。

 「最初に誰かが間違えたんじゃない?」
03月02日付 朝日新聞の報道「松本被告の次男の入学拒否 埼玉の私立中」へのコメント:

 春日部共栄もやっちゃいましたか。入学金までもらって入学拒否。理由は、親が麻原だから。すごいよね。

 一般的には、きっと当たり前だということになるんだろう。でも、今のご時世に、親の罪を子も背負わなくてはいけないなんて、本気で思っているとしたら、それはおかしいと思う。

 それこそ、親の遺伝子を受け継いでいるからというのなら、あなたに人殺しの血が入っていないと証明しなくてはいけなくなるだろうし、育った環境を問題とするならば、逆に彼らのためにも、そして我々のためにも、普通の生活という環境を与えてあげなくてはいけないだろう。そうしなければ、彼らは学校にも行けず、まともな教育を受けることができないまま育つことになるし、そんな状態におかれたら、社会を信用することもできなくなって、それこそゆがんだ人物になってしまう可能性が高くなるからだ。

 だいたい、今の学校というヤツは、金儲け主義でやっているヤツが多いからいけない。そんな、どうやって金を儲けるかってことばかり考えているから、教育者として子どもたちを教育する自信もなくなり、間違った環境で育った子どもを受け入れて、再教育する自信もなくなってしまうのである。本当に教育者であるならば、そういった子どもであっても、きちんとした社会人になれるよう「教え、育てて」やるべきだ。お父さんや、お母さんたちのやっていたことは間違っていたのだよと、教えてやるべきなのだ。それを臭いものにはフタをするとばかりに、「学校には入れません。そんな子は教団の中ででも教育すればいいでしょ」というのでは、彼らの行為の全てを正当化するようにしか教育されず、むしろ冷たい社会の態度に反抗心を植え付けることにもなりかねないではないか。

 次の世代を育てるのは、まさに我々である。だとしたら、間違った考え方を次世代に残さないようにするのは、我々の義務でもあり、それを防ぐ方法は教育以外にはなかろう。逆洗脳というわけではないが、やはり間違った考えを持っている子供がいるならば、正しいことを早めに教え込んでやらねばならないのであり、それをやるのが学校であり教師たちであるはずだ。頭のいい子をたくさん集めて、勉強だけを教えて、あとはどれだけ東大や早慶に入れるかが教師の手腕だと思っているならば、それはもうただの「教士」であって、教育者ではない。そんな学校があるならば、それはもう難関大学受験予備校でしかなく、学校とは言えないのではないか。
 まあ、この問題については、あとは司法の判断に委ねることになるのだろう。しかし、麻原氏の子どもたちがゆがんだ社会観を持たないよう、もう一度あのような事件を起こそうと考えるような心の傷を負わさないよう、みんなで最善の方法を考えてあげることが必要であり、またそういう考えに基づかなければ、本当にオウムの事件が終わることにはならないのではないか。ボクはそんな気がしている。
03月02日付 日刊スポーツの報道「「永田議員除名」自公が合唱連呼」へのコメント:

 今回の件に関して、放送されている映像を見ていて、なんだか前原代表がすごくふてぶてしく見えたのは、放送局の人たちの編集のせいなんだろうか?まあ、そうなのかもしれないけど、そうだとしてもそんな編集の仕方をされちゃうあたりが、前原さんの今回の対応の悪さとか、下手さ加減が現れてる気がする。

 だいたい、入院させるっておかしいよ。あの年齢で、誰が体調が悪いってみる?昔みたいに、60代・70代のおじいちゃんなら、そんな手法もあっただろうけど、今度は違うでしょ。それなのに同じ手法で雲隠れってところが、本質的な経験の無さと古い手法のイメージで行動してるってところを表してる気がする。

 それに最後の一日はなんだったんだろう?もうごまかそうってことしか読み取れない。ああなっちゃうと、責任を取るなんて考えてないんだろうね。
 永田議員は、あくまでも偽メールじゃなくて、自分の力不足で証明できなかったなんて言う立場で貫いてるし、メールにしても巧妙な手口とか言ってて、思わずテレビを見ながら「オレに作らせれば、もっと本物だって言い張れるような偽メール作ってやるわ!」と突っ込んでしまったよ。きっと未だに彼は、あの程度の低レベルな偽造メールでも真実だって思ってるんだろうね。これじゃあ、どうしようもないよ。これじゃあ、また同じことを繰り返してしまうもの。
 それに、前原代表のあの態度はなんだい?責任は全て自分にあります、とか言っておきながら処分なし。それはねぇ、責任を取るって言わないんだよ。そんなんでいいなら、ボクだって他人のことについて責任を持ちますよ。なんだったら、宮崎勤の犯罪についてだって、ボクは全く関係ないけど責任とったっていいよ。だって、実質的にはボクには不利益が及ばないんだもの。
 そんな口先だけの責任の取り方なら、ヒューザーの小島さんだって責任をとってくれるだろうし、姉歯さんだって、木村さんだってとってるだろう。しかし、それでは済まないと考えて、そこを追及しようとするのが民主党のとるべき立場だったはず。しかし、これでは他人の責任ばかり厳しく追及して、自分については責任は認めても、責任はとらないっていうことになって、どうやったって国民の支持なんて受けられないでしょう。

 それに、前原代表ももうちょっとカメラ写りを考えて、申し訳なさそうにすべきだった。謝っている謝罪会見のはずなのに、毅然としすぎるんだよ。堂々としすぎてんの。代表は、堂々とすべきだって考えなのかもしれないけど、謝罪会見で態度の悪いトップは昔からたたかれるっている当たり前のことに、どうして気がつかないんだろう?山一の社長みたいに、取り乱してでも申し訳ないってところを出した方が、あとあとは絶対にうまくいくと思うのになぁ。どうしてそれができないんだろう。
 いや、別に取り乱せっていう訳じゃないんだけど、あそこまで堂々とされちゃうと、反省してないんじゃないかって気がしちゃう。そういう人が一人でも出てきちゃうってことは、どう考えても民主党にとっては不利益だと思うんだけど、わからないのかなぁ。そうだとしたら、彼を総理大臣になんか絶対できないし、最大野党の代表にすえるってことも、ちょっと疑問に思えてくるんだけど、民主党の人々は、そんな風には考えないのかなぁ。
02月27日付 日刊スポーツの報道「埼玉県警がまたまた誤認逮捕」へのコメント:

 『誤認逮捕』っていわれると、「えっ」と思うんだけど、よくよく読んでみると結構微妙。こういうのって、スポーツ新聞の記事で読むもんじゃないってことを、なんだかとても思い知らされた。

 大体こういう誤認逮捕ってのを問題にするときは、本当に問題のある誤認逮捕だったのか、よく考える必要があると思う。
 だってね、今回の事例だって、挙動不審な女性がいたから職務質問をして、見た目が東南アジア系とも見れたから日本人かどうか確認したけど、日本人と証明するモノを持ってなかった。じゃあ、本人の口から身元とか聞こうとしたら今度は答えない。そうなったらさぁ、普通は不法入国の外国人だと思うじゃない?
 それが、翌日になって逮捕された後になって日本語で身元とかを書き出して、ウラを取ったら本当だってわかったから釈放したんだったら、これって何も問題ないんじゃないかなぁ?っていうか、最初から身元を話して、身の潔白を証明すれば早かったじゃんって、ボクなんかは思う。
 大体、ボクの住んでいるところの近くにも、なんだか最近はやたらと外国人がいて、いつからこの国は外国人労働者を受け入れるようになったんだろうって思うくらい。それこそ、牛丼やさんとか、ファミレスとか、マックみたいなファーストフードとか、日本人店員の方が時間帯によっては少ないくらいでしょ。そして、夜は夜でロシア人みたいのとか、南米系とかも含めて、派手な女性たちが急に現れ始めて、それっぽいお店とかに消えていく。そういう現状を見ると、違法就労者もかなりいるんじゃないかって思うの。そういうときに、「疑わしきは罰せず」とか言って、確実に違法と言えるような証拠をつかまないと何もできないとかしちゃったら、取り締まりなんてできないんじゃないかと思うの。

 それに、その前のヤツだってそう。盗まれたっていう被害者がいた場合、本人が盗まれたって言っている以上、加害者とされる人が盗んでないっていったところで、それはあやしいでしょう。もし、本人が否定している以上は、被害者の供述だけでは逮捕できないんだったら、ボクなんて気に入らないヤツ全員殴って回りますよ。だって、誰も見ていなけりゃ、殴られたって証言できるのは本人だけでしょ。それをあとはボクは否認し続ければいいんだから。
 そうでなければ、金がないときは友達の財布から現金を盗んでもいいってことになる。だって、お金に名前なんて書いてないんだから、オレのだって言い張れば勝ちでしょ。盗まれたって言ってるのは本人だけなんだから、いくら本人が「財布の中のお金が減ってる」って言ったところで、あるはずのないボクの指紋が財布からでたとか、そういうなんか物的証拠でもない限り、ボクを逮捕したら、この記事に書かれているような誤認逮捕の恐れがあるよね。

 なんていうのか、誤認逮捕とか言うと、警察は悪いとか言いたくなるんだけど、そういう安っぽい正義感で語れるほど、今の世の中って甘くないんじゃないかって気がする。年々ますます犯罪者がつかまらなくなってきているし、検挙率なんて外国人犯罪の増加もあって下がりまくりでしょ。そういう中では、ある程度の積極的行動があっても仕方がないんじゃないかって気がする。あとは、本人がどこまできちんと申し開きをするか。そして、その申し開きに対して、警察側がどこまできちんと対処するかが問題なんであって、例えばボクがアリバイを主張しているのに、それを無視して犯人だって決めつけるばかりでウラを取ることもしてくれないとか、そういうことがあったら問題だと思うけど、そうでなければある程度は認めないと捜査なんてできないと思う。

 これって、ちょっと国よりな意見かな?でも、被害者の立場だったら、みんな同意するんじゃない?むしろ、あの人に殴られたって言ってるのに、あの人にお金を盗られたって言ってるのに、「あなたが勝手に言ってるだけじゃない?本人はやってないって言ってるし……」って言われた方が、問題じゃないのかな?それだったら、被害者の言うことを信じて逮捕してくれる方が、よっぽどよい対応だと思うんだけど、この日刊スポーツの記者さんを含めて、普通の人たちの考えというのは、やっぱり違うモノなのかなぁ……
02月26日付 朝日新聞の報道「元ドリカムメンバー、覚醒剤所持の疑い 警視庁が逮捕」へのコメント:

 あぁ、またやったんだぁ、あの人……

 一瞬、目を疑うようなニュースだったけど、どうやら本当だったらしい。

 なんか思うんだけど、あの人ってドリカムにいた最後の方って、やばくなかったですか?なんだかピアスみたいのたくさんつけたりして。ああいうのって、いわゆる自傷行為の一種なんでしょ。ココロにちょっと傷があったりすると、ああいう行為に走ることが多くなるって聞いたことがある。

 元々ファンじゃないので、彼の私生活とか知らないから、なんとも言えないんだけど、だけど確かに彼の立場って微妙だったよね。「作詞:吉田美和、作曲:中村正人、歌:吉田美和」みたいな。
 しかも、トーク番組ではしゃべりができず、他の二人が中心になってたし、まさに存在意義が「?」っていう感じ。実際に、彼がいなくなったあともドリカムって、ボクみたいな普通の人たちからすればほとんど変わっているとは思えない、っていうか、人によっては一人減っていることさえも気が付かないような状態だから、まあ、本当に仕方がなかったのかもしれないけどね。

 でも、彼にはもうちょっと頑張って欲しかったなぁ。なんだかここまで落ちるとかわいそう。昔はファンもいただろうに、彼のことを追いかけてくれる人もいただろうに、そういう人たちを裏切って、彼は何を得ることができたんだろう。

 さっき調べてみたところ、どうやら最初に覚醒剤で捕まる前に、彼は自分からドリカムを出たらしい。それを聞いてみると、なんとなく彼はドリカムにいることだけが自分の価値ではないことを示したかったのではないかという気がするのだが、どうもその後のことを見ていると、うまい結果にはなっていないようだ。結局、彼はドリカムにいてこそ、自分の価値を高めることができたにもかかわらず、自分の評価を高く見誤りすぎて、自滅したようにも感じられる。してみると、世の中にたくさんいる独立志向の若者達にも、ある種の警鐘となりうる事件であるようにも思えるのだが、こんなことを言ってるとやっぱり怒られちゃうんだろうか。
02月23日付 日刊スポーツの報道「民主永田氏がメール問題で議員辞職の意向」へのコメント:

 やっぱり、そうなったんだ。まあ、そんなとこだろうと思ったけどね。前にも書いたけど、偽造メールなんて簡単に作れるんだよ。しかも、印刷したものならなおさら。みんな知らないのかなぁ。

 たとえば、ある女性がある男性からメールをもらったとする。その内容がたとえビジネスのお堅いメールだったとしても、それをプロポーズのメールに変えて、こんなメールをもらったなんて騒ぐ程度だったら、実は誰でも簡単にできちゃったりする。

 やり方の一例としては、そのメールをメールソフトに付いているエクスポート機能で、eml形式で一通ずつに分けて保存する。そうすると、「○○.eml」っていうファイルができるから、それをメモ帳とか、wordpadとかで開いて、本文部分を消して、そこに自分の好きな文章を書いて上書き保存。そしたら今度はメールソフトのインポート機能を使ってそのファイルを取り込むと、本来はお堅い内容のビジネスメールが一気にプロポーズのメールに大変身!ということになる。あとはそれを印刷するなり、友人に転送するなりすれば、本当にプロポーズされたかのように装うことができる。

 何が言いたいかというと、今言われているように永田議員の手に入れたメールの印刷物が、お金と関係のない技術担当の幹部に宛てられたメールであるならば、これは元々そういう技術関係の指示に関するメールがあって、それが社内の技術部門に属する誰かの手によって流出して、その本文部分が書き換えられたものと考えれば、実はすごくつじつまが合うし、また作成に際しても、特別なソフトも知識も必要なく、誰でも簡単にできてしまうということ。まあ、送信日時くらいは、上の手順の中で言えば、本文を改変するときに一緒に修正すればいいだけだから、実は簡単なわけで、実際にも変えてるのかもしれないけど、どちらにしろボクみたいな文系の素人人間でもできるんだから、ライブドアの社員だったら、これくらい……ねぇ。

 それなのにそれを無批判に、信用のおける記者が持ってきたからなんて言って国会でまで取り上げるのは、明らかに浅はか。しかも、勝ち筋の試合での勇み足。相手を追い込むはずが、相手を助けることにしかなってない。コレはどうしようもないよね。
 まあ、知らなかったことは悪いことではないと思うので、パソコンの知識が無くってメールの信用性を見誤ったということから、ただちに議員辞職まですべきかどうかはボクにはよくわからない。ただ、黒塗りのあるあんないい加減な状態であるにもかかわらず、まともにウラを取らずにぶちあげちゃったとしたら、自分の得た情報に対する処理のまずさという点から、やはり責任問題になっても仕方がないんだろう。

 今の民主党を見ていて、ふとライブドアを思い出すのはボクだけだろうか。本当は誰かが留めるべきだった。本当だったら、もっと経験豊富な人がいて、そういう人が、「やめた方がいいんじゃないか」って発言するはずだった。でも、どちらも若手ばかりが集まっていて、イケイケドンドンというムードだった。しかも、民主党は選挙の敗北、ライブドアは赤字という逆風の中だった。だから、少し無理をしても、前へ突き進め、ってことになっちゃったんじゃないか。ふとボクはそんな気がした。

 ライブドア問題で自民党を攻めたい民主党自身が、実はライブドアと同じ構造的問題を抱えている。そう考えてみると、なんだかすごく皮肉な気がする。
 
02月21日付 CNET Japanの報道「リサイクル店困った 中古家電の販売制限、音楽業界もNO」へのコメント:

 こんな制度があったんだ。知らなかった。なんだか、古い中古製品が売れなくなるんだって。でも、この制度ってすごく疑問。だって、PSEマークってのが付いてるか、付いてないかで変わるらしいんだけど、だいたい付いてたからって何が違うの?制度が始まる前の製品には、当然そんなマークを付けてるわけないから、売れない。でも、制度が始まって以後の製品にはマークが付いてるから、中古でも売れる。基準としてはわかるけど、それがボクたちにとってなんの利益になるって言うんだろう?

 大体さぁ、最近のお役所が考えることって、なんか変なんだよ。某メーカーがよく言われるような、タイマーを中に仕込んでおいて、一定の年数がきたら使えないようにしようとか、妙に使い捨てを奨励しようとしてばっかり。そりゃあ、産業の振興という意味では、ドンドン買って、ドンドン捨ててもらった方がいいのはわかりますよ。でもさぁ、リサイクルとか、環境保護とか、他にもいろいろな問題があるじゃない?それをさしおいて、とりあえず「新しいのを買いなさい。古いのはドンドン捨てましょう」ってのは、あまりに企業寄りじゃありません?

 今回言われている、音楽関係なんて、特にかわいそう。昔のアンプとかが買えなくなるんだって。真空管のヤツとか、こだわっている人には欲しいものだろうけど、もう売買ができないから、捨てるしかない。レコードとかもそうだし、なんかいろんなモノが捨てるしかなくなるみたい。
 でもさぁ、そんなもの、古くたって命には関わらないでしょう?昔のウォークマンとか、CDプレイヤー、MDプレイヤーとかもダメだって言うんだけど、あれにそれほどの安全性とかあります?あと、ゲーム機もだって。昔のファミコンとかもダメらしいよ。でも、あれらの製品の流通を禁止することが本当にボクたちの利益になると言えるのかね。お役人のお利口な頭ではなることになっているらしいけど、ボクの頭では理解できんのよ。

 思うんだけどさぁ、こんな訳のわからない制度が通用するのって、中古家電の販売制限だからじゃないかって思うのよね。こんな零細企業とか、個人事業主みたいのが中心のリサイクル市場が相手だから、できた法律じゃないかと思うの。だって、考えてみてくださいよ。同じやるんだったら、本当はもっと早く似たような制度を導入すべき市場があるじゃないですか。そう、中古車市場ですよ。
 衝突安全性、エアバッグ、ABS。ふと思いついただけだって、こういう明らかな基準があるわけで、こういうのが付いていないのは事故になったときに乗員を守れないわけでしょ。だったら、これらが付いていないもの、一定の基準を満たさないモノを販売禁止にしちゃえば、道路交通における安全性は確実に向上するじゃないですか。それこそ古い音楽機器とか、ゲーム機の流通を禁止するよりも、よっぽど国民の生活における安全性は向上しますよ。でも、きっとそれはできないのよね。だって、さすがにそれをやったら、我らが世界企業のトヨタさんだって黙ってはいないでしょ。自前で中古車市場を確保しちゃってるわけだし、前の車の下取り価格を0円にしなくちゃいけないし。

 なんかなぁ、よくわからんけど、コソッと変な制度を導入していたりするから、頭のいい官僚さんたちは怖いよ。これでマークを付ける団体に大きな利益が流れ込むことになるんだろうし、それがひいては官僚さんたちの天下り先になり、定年後の退職金として2〜3年間理事をやって数千万円とかもらうときの原資になるわけでしょ。それだけのために、コソッと制度を通しちゃって、コソッと誰も見てないホームページと官報にだけ載せて、経過期間とかいって、みんな知らないうちに制度開始。ひどいよなぁ。きっと今から戻すとなると、官僚さんたちが一時的にでも間違えたことになるから、もうこのまま突っ走ることしかできないんだろうけど、せめて対象製品の選択だけでももうちょっと考えて欲しかった。そういう良心を、官僚さんたちにも持って欲しかった。今さらではあるんだけど、ボクはそんな気がしてならない。
02月20日付 朝日新聞の報道「カーリング女子、日本がイタリアを破り4勝4敗に」へのコメント:

 ちょいと。カーリングって、面白いじゃないのさ。なんか最近ハマっちゃって、夜中になるとカーリングの放送とかを探して見ちゃうのよね。だって、斜面を滑ってくるだけのヤツとかよりよっぽど面白いんだもん。
 でも、放送には恵まれてないのよね。だって、ライブはBSのみとか言うだもん。だから、録画したやつの再放送を夜中に地上波でもやってたりするから、それを見てる。

 なんだか、「氷上のチェス」とか言われてるらしいね。でも、ボクのイメージは、石を滑らして、必死にデッキブラシでこすってるのしかなかったんだ。それが、ルールとかを聞いていくと、実は奥深いものであることがわかってきた。そういう意味では、アナウンサーと解説の人がすごくいいんだ。特に解説の人は、作戦の内容とか意図まで教えてくれるから、「ふぅ〜ん、そういうことを考えるんだ」なんてことまでわかっちゃう。

 カーリングは、とりあえず残りあと一戦。一人だけなぜかあだ名で呼ばれている、マリリンも気になるところではあるけど、ここは小野寺選手に頑張ってもらって、なんとかもう一勝を勝ち取って欲しい。ボクはきっとまた録画を地上波で見ることになると思うけど、いつものように見どころだけ編集されたビデオに向かって、「ヨシッ!」とか言いながら応援したいと思う。
02月17日付 朝日新聞の報道「米産牛肉の背骨混入、米報告書が特異ケース強調」へのコメント:

 軽いなぁ、アメリカって。まあ、あの国はBSEで人が死んだところで、それは損害賠償で数億円とか取ればいいって国だからいいけど、こっちは違うからねぇ。
 それに、人為的ミスってことを強調されればされるほど、なんだか「ちょっとした間違いだよ」と言われてるみたいで腹が立つんだ。すんごく軽く考えてるなって感じがするんだよね。だって、お客様に契約と違うものを出しちゃったんだよ。おかしくねぇ?それこそ、そばアレルギーの人にそばの入った食事を持っていって、死にそうなくらい苦しんでいるのを見ながら、「いやあ、悪いねぇ。ボーイが新人アルバイトなもんで、うちのうどんにはそば粉が使われてるなんて知らなかったんだよね。まあ、そいつはクビにしたし、他の店員にもよく言っといたから、他の店に行くとか言わないでくれよ。ハーッ、ハッ、ハッ(^o^)」って言ってるのと同じ感じがする。
 ボクなんかは、そんなに軽く考えてるんだったら、絶対に行かねぇって思うし、ましてや「それくらいのことでもう来ないなんてズルい」なんて言われたら、もう完全に切れる。でも、それがおかしいと思わないくらい、きっと感覚がマヒしてるんだ。

 まあ、外交というのはいろいろとあるから、最終的にはどこかの段階でアメリカ牛肉を入れることにはなるかもしれない。でも、それでもファミレスの社長とかにはよく考えて欲しいだよな。輸入再開の時にも、ファミレスか何かの業界団体の会長が、安易に安い牛肉を歓迎してたけど、利益だけに走って、安全だかどうだかわからないもんを出さないで欲しい。外食産業は経営的に厳しいのかもしれないけど、だからって「安いんだから病気になっても自己責任」という感覚でいられても困る。本当に自分のところで出す商品として自信が持てるのか。毎日その商品を自分や家族が食べても安心できるのか。よく考えてから対応を考えて欲しいものである。
02月17日付 ZAKZAKの報道「堀江メール否定、真偽めぐり自・民泥仕合」へのコメント:

 一般的に堀江メールの存在って、どう見られているんだろう?
 ボク個人としては、いつものごとく、今の段階ではどっちかなんてわからないという考え方なんだけど、ただ、メールの偽造なんていくらでもできるんだということは、覚えておく必要がある気がする。

 だいたい、メールなんてものは本質的にただのテキストファイルである。テキストファイルというのは、みんながWORDなんかで打っている文章と同じである。だから、ヘッダーと呼ばれる基本情報が記されている部分のパターンさえ、他のメールからわかってしまえば、あとはいくらでも偽造なんてできる。それこそ、普通にただ打っちゃえばいいのである。そして、拡張子をそれなりのものにして、メールソフトのインポート機能でも使えば、ほぼそのまま取り込まれてしまうに違いない。
 ボクはよく知らないけど、もしかしたらただ打っただけでは細かい点では違いが出るかもしれない。ただ、それだってちょっとした細工が必要になる程度で、そもそもライブドアの社員はコンピューターの専門家揃いなんだから、どのポイントをおさえてやれば偽造できるかなんて、簡単にわかるだろう。
 しかも、今回のは印刷されたメール。最近のメールソフトはヘッダーの情報を表示しないで印刷するから、下手をするとそれだけだったら、ヘッダーの偽造も不要で、ただワープロソフトで文字の大きさや間隔だけを適当にいじって打っただけでも偽造できる。

 よくパソコンとかを万能のように言う人がいるけど、ボク個人としては全く逆の意見である。パソコンのデータなんて当てにならないし、本当に詳しい人がやれば、いろんなものが偽造できてしまう。だから、実はアナログな、手書きの文章というのが実は大事だったりするわけで、証拠としての能力も、デジタル証拠というのは、一度疑ってかかるぐらいの心構えは必要だと思っている。
 これから、このメールの真偽は非常に大きな問題となるのだろうが、ボク個人としては、まずヘッダー情報などの確認を含めたメールのパソコン内での保存状況を確認しないといけないと思うし、送った側の送信記録にもあるのかどうか、また宮内さんに連絡を入れているとすれば、それに関するメールがあるか、また前回と同じという形で指示が出ているということは、その前回に関するメールがあるのかなど、本当にいろいろな検証が必要であると思う。そして、そこまでやらなければ真偽なんてものは本当はわからないのであり、それをやらずに国会で大騒ぎしてしまった民主党の行為については、若干の問題があると言っても良いかと思う。
 本当にあったメールなのか。それとも、辞めた社員が作ったガセネタなのか。これからどうなるのか、これはちょっと目が離せないネタかもしれない。
02月16日付 日経新聞の報道「ドン・キホーテ、オリジン東秀株「51%まで買い増す」」へのコメント:

 すごいぞ!ドン・キホーテ!

 ボクは別にドンキを応援するつもりはないのだが、このような手段に打って出たことは、素直にすごいと思った。最近、ホリエモンの件も含めて、グレーゾーンや法の不備を突くのは良くないことだという論調が目立つ。しかし、ボクはそう思わない。法の不備というのは、法を作る者の怠慢が招いたことである。悪いのはそれに気付いた者ではなく、それを放置した者達である。だから、それを利用したからといって責められるべきではない。

 大体、そういう点でこの国の感覚はおかしいと思う。それはビール会社との戦いを見ていても思う。
 発泡酒を作れば、その税率を上げようと画策し、第3のビールを造れば、またビールに近づけようとし始める。でも、あれはそもそも違うものだし、味だって違う。それこそ世の中のお父さん達は、多少は味が落ちても安い方がいいかと、我慢して飲んだりしているものだ。それなのに、国はけしからんと言って、すぐにビールと同じにしようとする。そんなに制度の穴を突いた製品を作ることは悪いことなのだろうか?どうにもボクには納得がいかない。

 今回のことも同様である。テレビでの報道などを見る限り、TOBに失敗したとき、それを受けて市場で買付けるというのは、道義的には許されないとしても違法ではないらしい。だとすれば、それは正当な手段であって、責められるべきではない。
 第一、会社は誰のものかと言われれば、それは株主のものである。経営陣のものではない。したがって、経営陣の意に反するからと言って、それだけで悪者扱いにされるのは正しいことではない。彼らも大株主である以上、その意向が経営に反映されるべきであることは、原則論としては正しいはずなのである。

 そもそも会社においては、株主総会において株主から委任を受けて取締役が任命され、その権限に基づいて経営を行なうのが社長達、取締役である。だとすれば、もしもドンキが過半数の株式を有することになれば、ドンキの意向は株主の意向であり、ドンキの意向に反して経営を行なうことは、株主による委任の趣旨に反することになるとも言えよう。そのような株主軽視の経営は許されるべきではない。
 そういった視点から見れば、ドンキの行なっていることは、単なる経営権の争奪戦であり、その手段としては、至極まっとうな合法的手段を用いていると言えよう。
 当然、その手段としてはTOB合戦をやって、正々堂々と当たるべきなんて言う人はいるだろう。でも、これはかつての戦争で、「皇軍は正面突破が正しい」などと言って、多くの若者を死なせた某元帥と同じ発想であって、生きるか死ぬかの戦いにおいては正しい選択とは言えない。たとえ、敵をだましても、裏口から攻め込んでも、勝たねばならぬときは、勝たねばならないのである。そういう意味では、ドンキの行動は、素直にすげぇと驚いておきたい。

 ただし、なんであそこまでやろうとするのかがよくわからない。新しいコンビニに、そんなに勝算があるのだろうか。コンビニに価格破壊の波でも起こすのかな?まあ、ドンキで売れているものって、客に若者が多いから、グッズ系と化粧品・医薬品系と衣料品系とお菓子といったところで、いわゆる食品と言うようなのものはおいてあるけどイマイチ弱い。だから、これを補って、小さな店舗で広く展開しようと言うのか?
 あっ、もしかしたら、また厚生労働省と戦って、テレビ電話を各店において、医薬品とか置く気かな。夜中でも医薬品が買えるコンビニがあったら確かに便利。そういう意味では、オリジンはドンキに買われた方がいいか。何しろ、ボクはイオンフリークで、株主であったこともあって、クレジットカードもイオンカードの愛用者ですから、イオンの利益にならないんだったら、別にオリジンなんていらないんじゃないのって考えちゃうのよね。
 だいたい、今のイオングループの中で、オリジン弁当を買ったって、それほどメリットなんてないでしょう。オリジン側は全てのイオングループの店舗にオリジンを置くつもりらしいけど、今だってやってる訳だし、オリジンが入ったからって安くなる訳でもおいしくなる訳でもないでしょ。だから、別に総菜屋なんて外注でも、自前でやっても、何とかなると思うのよね。だから、オリジンなんてイオンは買ったってしょうがない。

 ああ、何を書きたいのか自分でもわからなくなってきたよ。ただ、一つ言えるのは、ドンキを悪者にして、まるでイオンに買われるのが最善のように言う人がいるけど、それは短絡的だということ。そういう人は、今の空気を読むのには長けているかもしれないけど、本当に先が読めているのか、かなり疑問。っていうか、自分では何も考えていないでしょう。だって、この問題はそんなに単純ではないと思いますよ。本当にイオンに買われた方がいいのか、それともドンキの下でコンビニ化に協力した方がいいのか。ドンキって、基本的には嫌われ者だから、仲良くしろというのも難しいのかもしれないけど、会社の利益的には、どっちがいいのか、よく検討する必要があるのではないかと思うんだけど、どうかねぇ……
02月16日付 日刊スポーツの報道「ライブドア堀江被告の保釈を請求」へのコメント:

 否認をしているから、保釈なんて認められないんだろうけど、早くホリエモンの言葉を聞いてみたい。ボクは元々ホリエモンには親近感を感じていて、実際に去年の年末の株主総会には、ホリエモンを見るためだけに行ったくらい。だから、どちらかというと支持者に近い。

 じゃあ、今回の事件についてはどう思っているのかと言うことになるけど、ボク個人としてはまだわからないと思っている。だって、今のところ出てきているのは検察や警察が流している情報であって、そもそも彼らは有罪にするのが仕事。だから、できる限り有罪だという話に世論をもっていこうとするのも当然であって、無罪かもしれないなんていう訳ない。
 それに、彼らは間違ったって責任を負うことはない。謝ることだってない。だって、無罪になった頃には、当時の人たちは転勤しちゃってるだろうからね。そして、組織としてやったことである以上、間違っていても個人が心を痛める必要はない。
 まあ、そういう意味で、ホリエモンが正しいとか、間違ったことをしてるとかいうことではなくて、まだよくわからないというのが本当のところだと思っている。だから、本当はボクはホリエモン達の言い分を聞きたいのだ。本当に、違法な事実と思ってやっていたのか、それともグレーゾーンだと思ってやっていたのか。
 グレーゾーンだと思っていたとすれば、シロとも判断できる理由があったはず。それを聞いてみたい。どうして違法にならないと判断し、それを行なったのか?それがわからないと、違法なのか、合法なのか、よくわからない。だから、ボクは彼らの言い分を聞いてみたいと思う。

 悪いことをしたならば、悪いと認めて、罪を償うべきである。ただ、そうでなかったとしたら、実際には違法行為が存在しなかったとしたら、これはどういうことになるのだろう。ライブドアという会社に対する風評被害によって、損害を被ってしまった株主の人たちや、人生を狂わされてしまった社員の人たちに対して、国は何かをできるのだろうか。
 今や、一つの企業グループを活かすか、殺すかという大きな問題になっているのである。世論を作るのはいいのだが、あまり軽率に情報を流し、ただただホリエモンを悪くいえばいいと言う流れができてしまうのは、ちょっと問題があるのではないかと思う。
ISBN:4413090101 文庫 岡本 太郎 青春出版社 1993/08 ¥490

 すごい。本当にすごい本だ!!
 
 今まで岡本太郎といえば、「芸術は爆発だ!」とか言って、訳のわかんないものを作ってるおじさんというイメージしかなかった。でも、この本を読んで、その印象が一気に吹っ飛んだ。ボクは、彼の言葉を読んで、なんだかわからないけどすごいと思った。いや、こういう時代にこそ、きっと生きる言葉なのだということを、なんとなく感じたと言おうか。彼の生きた時代においては、きっと彼の言葉は一般人に当てはまることはなかっただろう。しかし、今のような時代の変革期においては、多くの人に当てはまる言葉になっているように思う。
 産まれるのが早すぎたのだろうか。いや、あの時代にこういうことを言っているからこそ、非凡だったとも言えるのだろう。ボクは、何か座右の書を作りたいと思い続けてきたが、ようやく巡り会った思いがした。
02月11日付 日刊スポーツの報道「元モー娘未成年喫煙で「W」作品発売中止」へのコメント:

 やっちまったねぇ。これで何も知らないおばさん達でさえ、モー娘。ってのは、タバコをすったりしてるもんだって、思うようになるだろうよ。それこそ、古い言葉で言えば「不良」?どっちにしたって、加護ちゃんだけじゃなく、モー娘。全体のイメージ低下は避けられないだろうね。

 でも、なんでこの時期に加護ちゃんなんだろう。大体、他にもいるんじゃないの?タバコすってる未成年くらい。
 ジャニーズの酒だってそう。未成年だって、酒なんて飲んでるじゃん。正月なんて、みんな飲ませるでしょ?それなのに、タテマエでは禁止されているからって、よってたかって問題視する。なんか変じゃない?
 酒については、ボクは個人的意見として、18才以降はいいと思うんだよね。だって、大学生の新歓コンパは違法ってことな訳でしょ。それはおかしいよ。新歓コンパと知っていれば、お店側を罰することができる。でも、新歓コンパって、世の中的には当たり前に行なわれている。こういう、変なタテマエはいらないと思う。法律が実態に合っていないなら変えるべきだろう。

 なんか、話がそれてしまったけど、タバコも20才ということにどれだけ合理性があるのか疑問である。まあ、それでも加護ちゃんは若すぎるのかもしれないけど、ホント、どうなんだろうなぁ。これだけで芸能界追放に近い状態にする必要があるのかなぁ。いや、これだけだったら、ほとぼりが冷めた頃に戻ってくるのかな?でも、そうだとしても辻ちゃんはどうなる?それに、もともとこの人達の人気って落ち気味じゃん。
 あ〜ぁ、ボクは別にファンじゃないからどうでもいいんだけど、でも、ファンは浮かばれないだろうなぁ。今後の事務所の方針がどんなものになるのか、ちょっと興味津々だったりする。
02月10日付 日刊スポーツの報道「中2女子買春で大学生を逮捕」へのコメント:

 こういうのを読むといつも思う。買う方も買う方だけど、売る方も売る方じゃねぇかなぁ。で、「未成年だから」とか、「判断力に乏しいから」とかいって、売る方は何も処罰されないわけだけど、それこそ考え方を正してやるためにも、一回どこか少年院ででも教えてやる必要があるんじゃねぇの。
 だいたい、この件にしたって、親がメールを見つけて、それでおかしいってんで警察に相談したっていうんだけど、案外こういう親に限って「うちの娘は悪くない。相手の男が悪い」とか言ったりするんじゃねぇかな。
 でも、こういうのって、最初に出会い系サイトに登録してんのは女の方なんだよな。だから、自分からアクションを起こさないと、こういうことは起こりえない。そういう意味では、あんたの教育がはなから間違ってるわけで、お金が無くてもそんなところに登録しないヤツは世の中にいっぱいいるわけ。
 だからさぁ、こういうことが増えてきている以上、思い切って売る方にも罰則をつくって、盗みとか麻薬とかと一緒だよってしちゃえば、少しはガキだって罪悪感を感じるようになると思うんだけど、そんな風にはなんねぇのかなぁ……
02月08日付 日刊スポーツの報道「小泉首相動揺、皇室典範改正論議に影響」へのコメント:

 紀子様に第3子ご懐妊という話。どうしたって、男子誕生を期待してしまうのはボクだけじゃないだろう。そして、ご本人たちもそれを望んでいるに違いない。

 ボクとしては、これを機会にもっと天皇制に関する議論がなされた方がいいと思う。小泉首相がなし崩し的に皇室典範の改正をしようとしているが、その内容はあまり国民に知られていない。そんな状態でこそこそと大きな変更を行おうとしている。天皇制の根幹に係わるような内容が、たいした議論もなされないまま、門外漢で肩書きだけ持っている「有識者」たちの、男女同権が良かろうという当たり前の建前論だけで変わろうとしている。果たしてこれが正しいことなのか、ちょっと疑問がある。

 別に、ボクだって天皇制について何か深い造詣を持っている訳じゃない。ただ、今の状況を考えると確かに女性が天皇になる可能性が無いというのは問題だと思うし、実際問題として現状では愛子内親王が天皇になるというのが正しいのだと思う。しかし、その先の段階で、男子が産まれても、最初に生まれたのが女性ならそちらが優先されるというのはどうだろう。ボクにはどうも違和感があるのだ。

 そもそも女性天皇が結婚する民間人男性ってどんな人なんだろう。日本に貴族はいない。そうするとサラリーマンということになるが、同年代ということになれば、普通の平社員ということになる。それはアリなんだろうか?
 それとも医者や弁護士といった、若くても独り立ちできる職業であろうか。いや、もしかしたら皇太子の逆で官僚か?どちらにしろ、なんとなく結婚問題というのが非常に大きくなるだろうことが予想される。そういう問題もある中で、安易に女性天皇というのを考えてもいいのだろうか。

 日本史の勉強をしたのは、大学受験の時だから、もうかなり前になっているが、女性天皇というのはどうしてもピンチヒッターという印象がある。それは天皇が祭祀を行うということとも関係があると思う。何しろ、日本で一番偉い神様は天照大神という女性の神様なのだ。
 天皇陛下がご即位されたときに、新嘗祭というのがあって、その時の解説で神様に即位を報告するという話と共に、寝所を共にするとかいうような話があって、へぇと思ったことがあったのだが、それもやはり男性の天皇と女性の神様だからこそ成り立つものではないだろうか。
 ボクも門外漢なので詳細はわからないが、どちらにしても、男女同権の話と、天皇制の伝統は相容れないと思うし、必ずしも同列に論ずべき話ではないと思う。そういう意味で、ボクはもうちょっと慎重に話しても良いと思うし、この分野に限っていえば、女性はピンチヒッターの役割に甘んじ、原則は男性によって嗣がれるとしても良いと思うのである。

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